湖面の一部が結氷している山中湖。山中湖村は氷が割れる危険があるため立ち入りを禁止していますが、観光客による氷上への立ち入りが相次いでいます。 山中湖では平野地区を中心に湖面の一部に氷が張り、25日朝も凍った湖と富士山を撮影しようという観光客でにぎわっていました。 佐藤記者 「湖には広い範囲に氷が張っていますが、よく見ると氷の下の水が透き通って見えたり一部が溶け始めています」 山中湖は寒波が入り込んだ1月から結氷が進みましたが、25日現在の氷の厚さは3~4センチほど。氷が割れて湖に落ちる危険があるため、村は氷上への立ち入りを禁止しています。 しかし、きょうも…湖畔を歩いていた男性が氷の上に立ち入り、富士山をバックに記念撮影を行っていました。 村は氷が張り始めた去年12月上旬から湖畔に注意喚起の看板を設置。パトロールを行っていますが、観光客による氷上の立ち入りは後を絶たないといいます。 氷上に立ち行った観光客は 「なかなかこんな状況で湖面の上に乗るなんてできないので記念です。手前は危ないと思ったけど、あの辺は見る限り厚そうなので大丈夫」 村によりますと、山中湖で氷上への立ち入りが許可されるのは氷の厚さが15センチ以上の時に限られ、2014年を最後に禁止が続いています。 村の担当者は「氷の厚さは目視では分からず危険なため、氷の上には絶対に立ち入らないでほしい」と注意を呼びかけています。
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