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山梨放送

「緊張で真っ白」17歳が夢の騎手デビュー 初日は最高3着 初勝利へ奮闘続く 山梨

「緊張で真っ白」17歳が夢の騎手デビュー 初日は最高3着 初勝利へ奮闘続く 山梨

 名古屋競馬場で21日、山梨県出身の17歳の女性が夢だった騎手デビューを果たしました。7レースに挑んだデビュー初日を取材しました。  騎手としてデビューしたのは山梨県南アルプス市出身の小笠原羚さん(17)です。    小笠原さんは中学卒業後、競馬の騎手になることを夢見て倍率30倍とも言われる騎手養成学校へ入学。2年間の養成過程を終え、4月1日から名古屋競馬場所属の騎手となりました。  そして、デビュー当日の21日。小笠原さんは1レース目から登場し、5番人気のホーリーウェルにまたがります。  緊張のためか、スタートで出遅れてしまう小笠原騎手。それでも必死にたずなを握ります。最後の直線に入ると先輩騎手に負けじと馬を追い、7着でゴールしました。  デビュー初日の成績は7レースに出場して最高は3着。ほろ苦いデビューとなりました。 騎手としてデビューした小笠原羚さん 「緊張で真っ白、何も覚えていない。馬の邪魔をしてしまった。まずは1勝したい。乗せたいと思ってもらえる騎手になりたい」  レースにはデビューを祝うセレモニーが行われ、歓迎を受けた小笠原さん。ファンからはサインを求められ、終始笑顔で応じていました。  騎手になるという夢をかなえた17歳。初勝利に向けて22日もレースに挑みます。

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