南アルプス市の工場の排水から有害物質の六価クロムが検出された問題で、県は設備の不具合などが改善されたとして、製造ラインの稼働再開を認めました。 この問題は今年3月、南アルプス市吉田の自動車部品工場「日立Astemo 第一工場」の排水から、発がん性物質の六価クロムが検出されたものです。 工場では今年1月に六価クロムを含む蒸気を洗浄する排ガス処理装置に不具合があるのを確認しながら操業を続け、未処理の蒸気が屋外に流出していました。問題発覚を受け、県が工場周辺の土壌や河川を検査したところ、いずれも基準値を下回りました。 県は11日に行った立ち入り検査で排ガス処理装置の不具合の改善や異常が発生した際の責任体制の見直しなどが確認されたとして、製造ラインの稼働停止の要請を終了し、稼働を認めると発表しました。 日立Astemoは「『安全と健康はすべてに優先する』との志を再認識し、二度とこのような事態を発生させないよう管理し操業していく」としています。
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