常勤職員の数を偽って運営を行っていたとして、甲府市は24日、市内の放課後等デイサービス事業所を指定取り消し処分としました。 　事業の指定取り消し処分を受けたのは、市内のNPO法人「青波」です。 　この法人は甲府市住吉4丁目で放課後等デイサービス「わんはーと」を運営していましたが、常勤職員の数を実際より水増しし、基準を満たしたかのように装っていたということです。 　甲府市は虚偽のタイムカードを作ったり、非常勤の児童指導員を常勤と偽わったりするなど悪質な不正だとして、最も重い指定取り消しの処分としました。 　市は法人への給付金1123万円に加算金を合わせた、約1550万円の返還を請求する方針です。