息子をかたって、甲斐市の70代の女性から現金50万円などをだまし取ったとして14日、20代の男2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、古川刃容疑者（28）と、千葉県習志野市の無職、野口海斗容疑者（25）です。 県警によりますと、2022年7月、古川容疑者らは別の共犯者と共謀の上、甲斐市に住む70代の女性宅に息子をかたって電話をかけ、現金50万円とキャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。 警察は古川容疑者が「受け子」の管理役で、野口容疑者が「受け子」とみて、調べを進めています。 調べに対し、古川容疑者は黙秘を続け、野口容疑者は容疑を否認しているということです。 古川容疑者は、この容疑の数日前にも孫をかたる手口で、富士吉田市内の70代の女性から現金100万円をだまし取ったとして、先月逮捕されていました。 警察は、「匿名・流動型犯罪グループ」（トクリュウ）との関連を視野に、捜査を進めています。