警察官をかたる男から「振り込まないと裁判になる」などと言われ、山梨市の60代の無職の女性が現金157万円をだまし取られました。 　警察によりますと、今月18日に、女性の携帯電話に金融機関の職員をかたる男から、「あなた名義のクレジットカードが不正に使われている可能性がある」と国際電話の番号で電話がありました。 　その後、北海道警の警察官をかたる男から電話があり、「あなたのクレジットカードが不正利用されている。あなたは名義人なので、補てんしないと裁判になる」などと言われため、女性は２回に渡り、合わせて１５７万円を指定された個人名義の口座に送金したということです。 　帰宅した女性が家族から詐欺被害に遭っていると言われ、警察に被害を届け出ました。 　警察が詐欺事件として、調べを進めています。