大手旅行サイトによる春の絶景ランキングで、山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園が日本一に選ばれました。地元からは喜びの声が聞かれる一方、現場は取材自粛を呼びかける異例の事態となっています。 この「海外に誇れる春絶景ランキング」は大手旅行サイト「じゃらん」が実施したインターネット投票によるものです。 それによりますと、富士吉田市の新倉山浅間公園は京都府の天橋立や北海道の五稜郭公園など全国の名だたる名所を抑え、第1位となりました。 雪が残る富士山と桜、忠霊塔の共演が「日本らしい」と評価されたということです。このランキングに地元住民は… 地元住民は 「うれしいですね、びっくりです。お客さんが来ることは歓迎したいと思う」 新倉山浅間公園は富士山の絶景スポットとして外国人観光客を中心に人気となり、去年の来場者は約150万人と過去最多を大幅に更新しました。 しかし、押し寄せる観光客で周辺は混雑し、一般の住宅に勝手に侵入する事案も起きるなど、オーバーツーリズムが顕在化しています。 地元住民は 「そんなもの(ランキング1位)には載せてもらいたくないな。だって困る生活に支障があるんだもの。俺そこの(目の前の)家なんだけど、家から出るのに30分かかる。(人が多すぎて)無人島に行きたいくらい。疎開したい」 うれしいはずの日本一も“ありがた迷惑”という事態に。現在、開催中の桜まつりではメディアに対し、宣伝につながるような取材の自粛を要請するなど異例の事態となっています。 市の担当者は「看板や警備員の案内に従い、地元住民の迷惑にならないように観光してほしい」と話しています。
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