夏の参院選を巡り、国民民主党県連は7日、山梨選挙区に前知事の後藤斎氏を擁立することを決めました。今後は支援組織が重なる立憲民主党との候補一本化の行方が焦点となります。 国民県連は7日、臨時の常任幹事会を開き、候補者公募に手を挙げた後藤氏も出席しました。非公開で行われた会合では、後藤氏が前回の参院選の比例代表に日本維新の会から立候補したことなどを謝罪。その上で、夏の参院選への決意を述べたということです。 後藤斎前知事 「自分の原点と今の思いをしっかり合致したという形で国民民主党に応募させていただいた。その動機や考え方や思いを常任幹事のみなさんにお話しさせていただいた。自分なりにお話させていただいて、理解はしていただいたのではないかと」 後藤氏の退出後、会合では後藤氏の山梨選挙区への擁立について協議。その結果、週明けにも党本部に公認を上申することを全会一致で決めました。県連内には後藤氏の擁立に批判的な声もありましたが、最終的には後藤氏の決意や知事時代の政策などを評価したということです。 国民県連の後藤氏擁立の決定により、今後は同じ連合山梨を支持母体とする立憲民主党県連との候補者調整による一本化の可否が焦点となります。 国民県連 遠藤長男 代表代行 「支援団体の連合山梨に対して支援、協力をお願いすると同時に、立憲民主党県連に対し野党共闘あるいは候補者一本化に向け協議、話し合いをしていきたい」 国民県連は21日の県連大会までに結論を出したいとしていますが、立民県連サイドには後藤氏への支援に難色を示す関係者も多く、一本化が実現できるかは不透明な情勢です。
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