サッカーの「2025JリーグYBCルヴァンカップ」1stラウンド1回戦が26日、山梨県甲府市「JIT リサイクルインク スタジアム」で行われ、J2のヴァンフォーレ甲府は同じくJ2の藤枝MYFCと対戦。2-1（1-0、1-1）で競り勝ち、初戦を突破しました。 　3-4-2-1の甲府は、3日前のリーグ戦から先発11人を全員変更。GKは東ジョンが入り、3バックは左からDFエドゥアルド・マンシャ、DF井上樹（甲府市出身）、DF一瀬大寿（甲府市出身）が配置されました。 　ボランチは44歳のMF山本英臣と、来季加入予定で特別指定選手の21歳、MF米陀大洋のコンビに。ウイングバックは左にMF小林岩魚（甲府市出身）、右に大卒新人のMF佐藤恵介が入りました。 　シャドーはFWマテウス・レイリアとFW田中雄大。ワントップは20歳のFW内藤大和（甲府市出身）が起用されました。 　甲府は序盤から主導権を握られ、苦しい展開が続きましたが、前半アディショナルタイム突入直前の45分に絶好機。東からのロングキックでカウンターを仕掛けると、内藤がしぶとく競って田中が抜け出し、シュート。今季初ゴールで先制に成功しました。 　 　さらに後半7分、マテウスが縦に突破すると、グラウンダーのクロスを内藤が押し込み、今季初ゴール。貴重な追加点となりました。 　45分に失点するものの、逃げ切りに成功。J2開幕戦以来の公式戦白星を挙げました。　 　ルヴァンカップ2回戦は4月9日に行われ、J1・FC町田ゼルビアと対戦します。 　甲府の次戦はJ2リーグで、29日にアウェーでJ1から降格した北海道コンサドーレ札幌に挑みます。