県は28日、南部町の飲食店で食事をした客25人がノロウイルスによる食中毒となり、この店を3日間の営業停止処分にしたと発表しました。 　食中毒が発生したのは南部町中野の「御食事処 南部路」です。 　県によりますと、3月22日昼と23日夕の2日間にこの店で食事をした59人のうち、10歳未満から40代までの男女25人が23日午前2時ごろから、腹痛やおう吐、下痢といった症状を相次いで訴えました。 　峡南保健所が調査した結果、患者10人と調理スタッフ3人の便からノロウイルスを検出。患者に共通する食事が店で提供されたものに限られることなどから、この店の食事を原因とする食中毒と断定しました。 　症状を訴えた25人はいずれも快方に向かっているということです。 　県は「御食事処 南部路」を28日から3日間の営業停止処分としました。