2019年1月アーカイブ

2月2日放送
 
 
雪の降った翌朝、煙のように雪が飛ばされていました。
 
鳴沢村から見える、冬の富士山です。
雲が多く、山頂はよく見えません。
 
この雲は雪を降らせる雪雲です。
こんなにたくさん発生しても、この日、雪が降ることはありませんでした。
 
 
・・・
 
 
山肌をなめるようにどんどん飛ばされていく雪。
白い雪煙が舞い上がる様子は幻想的ですが、数日続けば、また地表がむき出しになります。
 
下山道がくっきりと見えてきました。
飛ばされては積もり、また飛ばされてを繰り返し、富士山の雪は積もっていくのです。
1月26日放送
 
 
忍野村の休耕田、あらゆるものに霜が降りていました。
 
風のない、冬晴れの、寒い朝。
忍野村の休耕田は、一面、真っ白になっていました。
 
 
・・・
 
 
野バラ(野薔薇)の真っ赤な実も、びっしりとついた霜で色がわからなくなってしまいました。
 
ツメクサ(爪草)の葉っぱには、霜でれいな飾りがつけられました。
 
日が昇り、1時間もするとすべて溶け、氷の世界は消え去ります。
 
1月19日放送
 
河口湖の冬の朝、かわいいケンカがありました。
 
葦の間から、好物の水草を求めて沖へと進むのは、真っ黒で頭だけ白い大鷭(オオバン)です。
冬に渡ってくる冬鳥で、潜水も得意です。
 
陸に上がって食べ物を探す大鷭によく似た鳥がいます。
 
鷭(バン)です。大鷭より一回り小さく、脇腹に白い一本線があります。
 
 
・・・
 
 
水を飲む鷭と大鷭が鉢合わせ。
 
水かきのない鷭は泳ぎはあまり得意ではありません。
大きさもかないませんが…なんと、鷭の方がやんちゃです。
 
すごすごと、沖へ引き上げた大鷭。
かわいらしいケンカも見られる、冬の河口湖です。
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