2018年10月アーカイブ
11月3日放送
富士山麓日記。
秋の樹海では、
たくさんのキノコとの出会いもあります。
秋の、青木ヶ原樹海です。
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一週間ほど経った頃。
成長したタマゴタケを見つけました。
白い塊が割れると、真っ赤なキノコが顔を出し、
ひょろひょろと伸びると、
カサは、平らな円形になります。
毒キノコのように見えますが、
食べることのできる、おいしいキノコです。
精進湖の湖畔では、
エノコログサの、ふさふさした穂が、
揺れていました。
山麓の、短い秋の風景です。
10月27日放送
富士山麓日記。
秋を迎えた樹海、
けもの道を、奥へ奥へと進みます。
ようやく、秋の訪れを感じた頃。
樹海の様子を見に、やってきました。
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ちょうど木漏れ日が射しているところ…、
動物の卵でしょうか。
実はこれ、キノコです。
珍しいキノコにも出会える、秋の樹海。
引き続き、探してみましょう。
10月20日放送
秋のお彼岸の時期、山麓の田んぼは、
稲刈りを迎えていました。
台風の多い今年、
場所によっては、稲が倒れてしまっています。
しかし、なんとか乗り越え、
無事に稲刈りを迎えられそうです。
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ナミアゲハ(並揚羽)が蜜を吸いに来たのは、
田んぼの畦に植えられたヒガンバナ(彼岸花)。
5個から8個のつぼみが開き、
花びらがカールして、
ひとつの大きな花のように見えるヒガンバナ。
糸のように飛び出しているのは、おしべです。
3組の染色体を持つ三倍体植物。
花粉が出ても、種を作ることなく、球根で増えます。
ほぼ同じ遺伝子を持ち、全国で一斉に咲くのです。