8月18日放送
森の木漏れ日の下で、珍しい植物がひっそりと花を咲かせていました。
まばゆいばかりの、緑の光線。山中湖畔の、広葉樹林の森の中です。
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フタリシズカ(二人静)が群生しています。
2本の花が、謡曲「二人静」の静御前とその亡霊の舞う姿のようだということから名付けられました。
その横に生えているのは、葉っぱの形がよく似たツルガシワ(蔓柏)です。
真ん中から1本、スルスルと、ツル状に伸びて紫色の小さな花を咲かせています。
幹回り1メートルもある、大きなブナの木。
根元をよく見てみると…コケの中に小さな芽。
落ちた種の必死の芽吹きです。