8月25日放送
山麓の森で、草むらで日差しを避けて休む虫たちがいました。
山中湖近くの森の中。
カエデの葉に止まっているのは、オオムラサキ(大紫)です。
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今年は、特に厳しい夏の暑さ。
涼しい風で揺れる木々の葉にとまり、日差しを避けて休んでいます。
涼を求める観光客でにぎわう、本栖湖。
湖畔の草むらの中、こちらも日差しを避けて…。
日本にいるバッタで、一番大きなトノサマバッタ(殿様飛蝗)です。
でも、まだ飛ぶことができない子ども、幼虫です。
バッタは、蛹の時期がなく、卵から幼虫になり5、6回脱皮して、成虫になります。
イネ科の植物を、上手に両手で挟みむしゃむしゃと食べています。
あと1回脱皮すれば、成虫。
もうすぐ、ダイナミックにジャンプすることも、羽を大きく広げて空を飛ぶこともできるのです。