富士山麓日記
479回「山頂の景色」
2013年8月10日放送
地球大気の鉛直構造を考えると、
富士山を上へ登れば登るほど対流圏なので、
1000m登るたびに気温がおよそ6,5℃づつ下がります。
そのため富士山山頂ともなると、気温は6℃にもなります。
薄着での登山は危険なことが分かりますね。
気圧も頂上では地上と比べて低くなり、
たとえば、地上から持っていったポテトチップスの袋は
パンパンに膨らむ物理現象が起こります。
中の空気が膨張するからです。
また、ラグビーボールのような形をした
火山弾も見ることができます。どんなものなのでしょう。
次回は、
そんな地上と環境が大きく違う山頂からの景色をお楽しみください。