富士山麓日記
#464
「コケの大地」
2013年4月27日放送予告
コケ・・・場所や条件によって雅な装飾となることもあります。
「わび・さび」を好む日本人の好みからでしょう。
自然界では、それは立派な生物。
「生きること」に真摯に向き合います。
富士山麓には、
およそ400種類のコケがあるといわれています。
そして、富士樹海・・・。
そこにもコケがびっしりと生きています。
コケにも種類が。
たとえば、たまごのような胞子のうが成熟すると、
割れて胞子を飛ばすタマゴケ。
高い湿度を好むコケにとって、
これから来るであろう梅雨前線は
楽しみな現象なのかもしれません。
大地と雨と、さびしさと・・・。