富士山麓日記スペシャル ~至宝の山 映像の軌跡~
7月3日(火)午前9時55分から放送
今年の1月、富士山世界文化遺産登録に向けて、
推薦書の正式版がユネスコ世界遺産センターに提出されました。
富士山は古くから信仰の対象、芸術の源泉となり、
日本の文化の形成に大きな影響を与えてきました。
その文化を育んできたのは、大いなる富士山の自然。
富士山の自然に魅せられ、25年前、麓に移り住んだのが、
日本を代表するネイチャーカメラマンの一人、伊藤浩美さん。
雨の日も雪の日も、仕事で山麓を離れる日以外は
ほぼ毎日、フィールドに出て、そこに息づく動植物を撮影しています。
今回は、山梨放送が2004年から放送している
『富士山麓日記』の中から、カメラマン伊藤浩美さんが厳選した、
山麓の春と夏の貴重な映像を、総集編として紹介します。
ぜひご覧ください。
2012年6月アーカイブ
富士山麓日記 第421回「山麓の梅雨」 6月30日放送
蓮の葉に落ちて弾かれる雫・・・。
梅雨の季節です。
空を見上げれば、くもり雲の層積雲や雨雲の乱層雲を見る日も増えています。
山麓の梅雨。
どんな風景が見れるのでしょう・・・。
雨音が響き渡る樹海には、梅雨時に見られるギンリョウソウ
別名ユウレイタケと呼ばれる植物が見られます。 、
また、絶滅危惧種に指定されているベニバナヤマシャクヤクも咲いていますよ。大きな紅色の花が特徴です。
梅雨を越えたら、夏の日はもうすぐです。
富士山麓日記 第420回 「森の出会い」
自然に木が密集した森には、
たくさんの動物や植物が存在しています。
さて、富士山麓の森にはどんな生き物がいるのでしょうか。
見渡すと、
リスの食事風景や光沢のある黒い羽と赤い体が特徴の
ジャコウアゲハの姿が・・・。
他にも富士山麓の森では面白い動植物たちとの出会いがいっぱい。
土曜11時55分から放送です。
富士山麓日記 第419回 「小鳥たちの歌声」
公園で見つけたあの綺麗な小鳥は何の種類だろう・・・
自由に大空を飛びまわる小鳥たち。
富士山麓では、初夏を思わせるような日が増えてきました。
強くなる太陽光のなかで、小鳥たちも活発なようです。
耳をすませば、オオヨシキリやアカハラなどの特徴的な鳴き声が・・・。
また、太陽に近づく木の頂上は鳥たちのオンステージ。
様々な目的で自慢の唄を聞かせます。
さあ、ご一緒に富士山麓をのぞいて
小鳥たちの可愛い唄声を聞いてみませんか。