11月は「文化芸術特集」をお送りします。今回は「やまなし文化芸術推進月間」についてご紹介します。お話しを伺うのは、県生涯学習文化課の鷹野千裕さんです。
小松アナ:やまなし文化芸術推進月間について教えてください。
鷹野さん:県では昨年の12月、文化芸術の振興などに関する施策を総合的・計画的に推進するため山梨県文化芸術基本条例を制定しました。この条例で、県民が広く文化芸術についての関心と理解を深めるとともに、文化芸術の振興などに積極的に取り組む意欲を高めるため、毎年11月を「やまなし文化芸術推進月間」としています。今年が条例制定後、初めての「やまなし文化芸術推進月間」となります。期間中は様々な文化芸術に関するイベントが実施されます。
小松アナ:どのようなイベントなのでしょうか?
鷹野さん:まずは11月10日(日)に山梨県庁噴水広場で「県民文化芸術ひろば」を行います。韮崎工業高校太鼓部による和太鼓の演奏や体験会、甲府西高校書道部による書道パフォーマンス、『歌うま日本一決定戦』で優勝した甲斐清和高校音楽科の斉藤花耶さんの歌唱などのステージ発表に加え、山梨大学の学生によるアートワークショップや絵画の展示、宝石美術専門学校の学生制作のジュエリー展示など、若者によるステージ発表や展示、創作体験を行うことで、文化芸術活動の活性化につなげることを目的として開催します。事前申し込みは不要で参加費もありませんので、ぜひお気軽に県庁噴水広場にお越しください。時間は正午から午後4時までです。
小松アナ:高校生や大学生など若者の力強いパフォーマンスが楽しめそうですね。その他にも県民が参加できるイベントはありますか?
高野さん:今月24日(日)、山梨県立文学館で若者を中心に文化芸術の理解を深めてもらうことを目的として「やまなし文化フォーラム」を開催します。フォーラムでは、笛吹市出身のミュージシャン藤巻亮太さんによる講演や藤巻さんと、『心霊探偵八雲』でお馴染み、富士川町出身の小説家神永学さん、県内高校生・大学生によるパネルディスカッションもあります。司会は、市川三郷町出身、元フィギュアスケート選手でキャスターの河西歩果さんに務めていただきます。時間は午後1時から午後4時まで。こちらは参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。詳しくは県ホームページでご確認をお願いします。
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。