6月は「食育」をテーマにお届けしています。今回は「美味しい甲斐開発プロジェクト」をご紹介します。県では農業者が農産物の生産、加工、販売を一貫して手掛ける6次産業化を推進するため、加工品の開発や販路開拓を支援する「美味しい甲斐開発プロジェクト」に取り組んでいます。これまでに、県産農産物を使ったバリエーション豊かな加工品が数多く開発されてきました。今回は、その「美味しい甲斐開発プロジェクトで新商品開発」を行った「農事組合法人甲州地どり生産組合」にお話を伺います。こちらは山梨県の特産品である「甲州地どり」の生産から加工、販売まで行っているんです。私はいま、甲府市伊勢の直売所「甲州地どり市場」に来ています。代表理事の加藤政彦さんです。
小松アナ:「美味しい甲斐開発プロジェクト」ではどんなメニューを開発しているのでしょうか?
加藤さん:平成25年度には「甲州地どりスモーク」を「山中湖ハム」さんに作っていただきました。平成27年度には、ワインのもろみに漬けこんだ「ワインもろみ漬け」、酒かすに漬けこんだ「酒粕味噌漬け」を開発しました。
小松アナ:甲州地どり生産組合は6月29日、30日に開催される「食育推進全国大会inやまなし」でも、ブースを出されるそうですので是非みなさん味わってください。県では今年も「美味しい甲斐開発プロジェクト」を実施します。県内の農業者のみなさん、新しい特産品を開発してみませんか? 詳しくは県果樹・6次産業振興課野菜・6次産業化担当(電話055-223-1600)または、各農務事務所までお問い合わせください。
次回は「やまなしの食」です。
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。