消費者月間

5月は消費者月間や自動車税、交通安全運動など暮らしに身近な話題が多い時期。そこで今月は「県民の暮らしに身近な話題」をお届けします。今回は、「消費者月間」について、県消費生活安全課の石原隆子さんにお話をうかがいます。
 
小松アナ:「消費者月間」について教えてください。
石原さん:「消費者月間」とは、毎年5月に実施される啓発月間です。県では、消費生活に関するポスターを設置したり、パンフレットを配布して啓発活動に取り組んでいます。また、JR甲府駅前やヴァンフォーレ甲府のホームゲームでも広報活動を行う予定です。
 
小松アナ:最近の消費者トラブル、どんな傾向がありますか?
石原さん:最近増えている相談内容はハガキ、スマートフォン、携帯やインターネットなどによる架空請求です。また、インターネット通販トラブルや光回線契約に伴うトラブル、ガスや電気の変更契約に伴うトラブルなども多く寄せられます。
 
小松アナ:どれも身近な問題ですが、こうしたトラブルに巻き込まれないための対策法はありますか?
石原さん:まず、身に覚えのない請求は無視しましょう。また、いらないものはっきり断る、安易にもうけ話にはのらないなど、毅然とした態度をとることが大切です。問題が起きたら1人で解決しようとせず、家族や友人、県民生活センターなどに相談してください。県民生活センターでは消費生活に関する相談を受け付けています。相談時間は、平日8時30分から17時までです。お困りの際はぜひご利用ください。
 
小松アナ:あやしいと思ったらまず相談です。消費生活相談の窓口は電話055-235-8455です。県民生活センターでは出前講座もおこなっているそうですね?
石原さん:消費者トラブルを未然に防ぐために、消費生活に関する情報を提供する出前講座を無料で実施しています。希望の場所に講師が出向きますので、自治会などのグループ活動や職場研修、学校行事として、ぜひご活用ください。
 
次回は「食中毒防止」です。
 
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