山梨県立美術館

今回のINDEX:山梨県立美術館
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11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。今日は11月3日に開館40周年を迎えた山梨県立美術館に来ています。開館以来、「ミレーの美術館」として広く親しまれている山梨県立美術館ですが、「種をまく人」をはじめ、「落ち穂拾い、夏」といった代表作などを収蔵し、平成20年度にはミレー館をオープンさせました。今年の9月11日からは、県立美術館として70番目のミレー作品となる「角笛を吹く牛飼い」が一般公開されています。詳しいお話を、山梨県立美術館の井澤 英理子さんに伺います。
 
加藤アナ:ミレーが描いた「角笛を吹く牛飼い」について教えてください。
井澤さん:「角笛を吹く牛飼い」は、ミレー中期の油彩画で、夕暮れ時に牛飼いが笛を吹いて牛を呼び戻している様子を描き、一日の終わりの安堵感に満ちた清々しい作品なんです。
 
加藤アナ:現在、開催されている「県立美術館開館40周年記念特別展」についても教えてください。
井澤さん:こちらは県立美術館の開館40周年を記念して、バルビゾン派から印象派の架け橋となったドービニーの知られざる画業に迫る、国内初の機会となる特別展です。ドービニーはあるがままの自然の美しさを描くバルビゾン派の画家です。モネやゴッホなどの後世の画家にも影響を与えたほど近代風景画の歴史上、重要な役割を果たした画家です。12月16日(日)まで開催しています。ぜひドービニーの世界にも触れていただきたいと思います。
 
 
次回は「山梨県立文学館」です。
 
 
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