2018年11月アーカイブ

今回のINDEX:ミュージアム甲斐ネットワーク
◇ ◆ ◇
11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。「ミュージアム甲斐ネットワーク」は、山梨県内にある「博物館」や「美術館」がお互いに連携を深めることで、利用される方へのサービスを向上させ、山梨の文化振興を図ることを目的に、平成19年8月に発足しました。現在は、県内の112館で構成し、県立博物館に事務局を置いています。今回は、ミュージアム甲斐ネットワーク事務局の山本倫弘さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:「ミュージアム甲斐ネットワーク」では、どのような取り組みをおこなっているのでしょうか。
山本さん:「ミュージアム甲斐in券」というチケットを発行しています。これは、県立美術館・県立博物館・県立考古博物館・県立文学館の4施設の常設展や企画展などを、購入の日から1年間何回でも見ることができるプレミアムチケットです。
 
加藤アナ:どこで購入できるのですか。
山本さん:県立美術館・県立博物館・県立考古博物館・県立文学館の各受付窓口で購入いただけます。一般が5,150円、大学生は2,580円になります。ご家族や友人へのプレゼントとしてもご利用いただけます。
 
加藤アナ:ほかにはどのような取り組み行っているのですか。
山本さん:毎年、小中学生の夏休みにあわせて「夏休み自由研究プロジェクト」を開催しています。今年も、自由研究の進め方がわからない児童・生徒のために、「自由研究なんでも質問箱」も設置して、とても好評でした。
 
加藤アナ:現在、県立博物館で行われている企画展にも、「ミュージアム甲斐ネットワーク」が関わっているんですよね。
山本さん:ミュージアム甲斐ネットワークでは、各施設が行う企画展等を充実したものとし、来館された皆さんにより満足いただけるよう、各施設の間で展示資料の貸し借りを行っています。現在、県立博物館で開催している企画展「文字が語る古代甲斐国」では、ネットワークに参加している県立考古博物館から展示資料を借りているんです。
 
 
次回は「健康寿命日本一」です。
 
 
clover clover clover
 
今月はスペシャルなプレゼントがあります。番組のご感想を添えてご応募下さい。
 
応募ボタン.jpg
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:アートとワインのコラボ
◇ ◆ ◇
11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。今回はアートとワインのコラボレーション!ということで、甲州市勝沼町にあるワイナリー「シャトージュン」さんにお邪魔しています。シャトージュン 醸造責任者の仁林さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:こちらの「シャトージュン」について教えてください。
仁林さん:「シャトージュン」はファッションメーカー「JUN」グループ直営のワイナリーとして、1979年に誕生しました。自社畑、および契約農家で栽培されたブドウからワインを造っていて、国産ワインコンクールでも数多くの入賞歴があり、看板ワインの「キュベ甲州」は、国際線のビジネスクラスでも採用されています。
 
加藤アナ:歴史とこだわりを感じますね!さて、アートとワインのコラボということで、まさに素敵なワインがこちらにはあるんですよね?
仁林さん:2002年に県立美術館で開催された特別展「ボストンと山梨のミレー」の際に、県内のワイナリー数社と県立美術館が連携して、ミレーの絵をラベルにしたワインを販売しました。シャトージュンでは、山梨が誇る文化資産であるミレーの絵画と県立美術館をもっと広く知ってほしいとの思いから、その後も美術館と連携し、ミレーの絵画6枚をラベルにしたワインを「ミレーシリーズ」として通年で販売しています。
 
加藤アナ:「ミレーシリーズ」とてもおしゃれなので、すべての絵を集めたくなってしまいますね!そして11月3日に山梨ヌーボーが解禁されましたが、今年の新酒の出来映えについて教えてください。
仁林さん:今年は、春先から晴れの日も多く、ブドウの生育は1週間ほど早く進み、空梅雨で病害の発生も少なく、成熟期も適度な降水量と好天に恵まれました。9月に入り、雨の日や曇りの日が続き、良い年の目安である日照時間600時間には達しませんでしたが、甲州、マスカットベーリーAともに健全に成熟しました。今年のワインはブドウの出来が良く、フルーティーに仕上がっていますので、ぜひ多くの方に味わっていただきたいですね。
 
次回は「ミュージアム甲斐ネットワーク」です。
 
 
clover clover clover
 
今月はスペシャルなプレゼントがあります。番組のご感想を添えてご応募下さい。
 
応募ボタン.jpg
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:山梨県立文学館
◇ ◆ ◇
11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。山梨県立文学館は山梨にゆかりのある文学者の資料を収集・保存し、展示・公開するとともに、広く文学に関する創作や研究の発表の機会を提供する文化活動の「場」として、平成元年11月3日に開館しました。常設展では、樋口一葉や芥川龍之介など、日本文学史に名を残す文学者たちの資料が数多く展示されています。今回は、11月25日まで開催している「歿後30年 草野心平展 ケルルンクックの詩人、富士をうたう。」について、山梨県立文学館 学芸課の伊藤夏穂さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:「草野心平展」について教えてください。
伊藤さん:草野心平は「春のうた」をはじめとする蛙の詩で知られる詩人です。福島県で生まれ、17歳で単身中国に渡り、中国広東省広州の嶺南大学に留学しました。このときに持参した亡き兄の遺品であるノートに書かれた詩や短歌に触発され、詩を書き始めるようになりました。草野心平の作品には個性的なものが多くありますが、彼を魅了し、創作の重要なテーマとなったのが「富士山」だといわれています。
 
加藤アナ:今回の展覧会ではどんな展示が楽しめるのでしょうか?
伊藤さん:1968年に描かれた油彩《赤富士》や、自身の誕生日に富士山を訪れた帰りに河口湖で描いた《わが誕生日に 河口湖富士》など、様々な展示をしています。また、富士山来訪のエピソードや甲府南高校の校歌作詞など、山梨との関わりについても紹介しています。原稿、書、絵画、写真などおよそ250点の資料を通じて、草野心平の生涯と生命力溢れる詩の世界をご覧ください。
 
加藤アナ:今後のイベントについても教えてください。
伊藤さん:11月20日(火)の「県民の日」には、施設の利用料が無料になります。また、書庫見学や消しゴムすくい、バルーンアートのプレゼント企画も開催予定ですので、ぜひお越しください。
 
次回は「アートとワインのコラボ」です。
 
 
clover clover clover
 
今月はスペシャルなプレゼントがあります。番組のご感想を添えてご応募下さい。
 
応募ボタン.jpg
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:山梨県立美術館
◇ ◆ ◇
11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。今日は11月3日に開館40周年を迎えた山梨県立美術館に来ています。開館以来、「ミレーの美術館」として広く親しまれている山梨県立美術館ですが、「種をまく人」をはじめ、「落ち穂拾い、夏」といった代表作などを収蔵し、平成20年度にはミレー館をオープンさせました。今年の9月11日からは、県立美術館として70番目のミレー作品となる「角笛を吹く牛飼い」が一般公開されています。詳しいお話を、山梨県立美術館の井澤 英理子さんに伺います。
 
加藤アナ:ミレーが描いた「角笛を吹く牛飼い」について教えてください。
井澤さん:「角笛を吹く牛飼い」は、ミレー中期の油彩画で、夕暮れ時に牛飼いが笛を吹いて牛を呼び戻している様子を描き、一日の終わりの安堵感に満ちた清々しい作品なんです。
 
加藤アナ:現在、開催されている「県立美術館開館40周年記念特別展」についても教えてください。
井澤さん:こちらは県立美術館の開館40周年を記念して、バルビゾン派から印象派の架け橋となったドービニーの知られざる画業に迫る、国内初の機会となる特別展です。ドービニーはあるがままの自然の美しさを描くバルビゾン派の画家です。モネやゴッホなどの後世の画家にも影響を与えたほど近代風景画の歴史上、重要な役割を果たした画家です。12月16日(日)まで開催しています。ぜひドービニーの世界にも触れていただきたいと思います。
 
 
次回は「山梨県立文学館」です。
 
 
clover clover clover
 
今月はスペシャルなプレゼントがあります。番組のご感想を添えてご応募下さい。
 
応募ボタン.jpg
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:山梨ヌーボー解禁
◇ ◆ ◇
11月のやまなしINDEXは、ワインと芸術について紹介していきます。11月3日は山梨ヌーボー解禁ということで、今回は甲府市にある山梨県地場産業センター「かいてらす」にお邪魔しています。詳しいお話を、「かいてらす」の 山田裕彦専務理事にお話を伺います。
 
加藤アナ:まず、「山梨ヌーボー」について詳しく教えてください。
山田さん:山梨では様々なぶどう品種が栽培され、ワイン醸造が行われていますが、中でも日本固有のぶどう品種である「甲州」と「マスカット・ベーリーA」で造られた新酒ワインを「山梨ヌーボー」と命名して解禁日を設けています。フレッシュでフルーティーな果実の香味が特徴の山梨ヌーボーは、洋食・和食を問わず、様々な料理と共に楽しめるワインとして幅広い支持を得ています。ぜひ全国の多くの皆様に楽しんいただきたいと思っています。
 
加藤アナ:こちらの「かいてらす」ではどんなものが楽しめますか?
山田さん:1階の展示販売フロアでは、ジュエリー・ワイン・甲州印伝・甲州銘菓などを展示販売しています。蔵のコーナーでは、山梨を代表するワイナリー39社の県産ワインを約240種類を取りそろえていますのでぜひお立ち寄りください。開館時間は午前9時~午後5時までで、休館日は第4火曜日と12月27日から31日です。
 
加藤アナ:山梨ヌーボーに関連したイベントも行なわれるそうですね?
山田さん:かいてらすでは、「山梨ヌーボーフェア」と題しまして、11月3日から30日まで、約70種類の新酒が無料で試飲できるイベントを開催します。また、各地で「山梨ヌーボーまつり2018」が開催されます。それぞれのワイナリーが丹精こめて造り上げた新酒ワインを味わうことができます。11月3日は東京の日比谷公園、11月10日と11日は甲府市の小瀬スポーツ公園で開催されます。
 
次回は「山梨県立美術館」です。
 
clover clover clover
 
今月はスペシャルなプレゼントがあります。番組のご感想を添えてご応募下さい。
 
応募ボタン.jpg
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 

2019年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリ