防災への取り組み

今回のINDEX:防災への取り組み
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県防災局防災危機管理課の松野聖貴さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:山梨ではどの様な災害が想定されるのでしょうか。
松野さん:南海トラフ地震や活断層による地震、富士山噴火、大雨による災害など、いつ発生してもおかしくないと言われています。先月には台風20号の影響で東部地域を中心に大雨となり、道志村では避難勧告が発表されるなど、住民の生活に大きな影響を与えました。
 
加藤アナ:被害をできるだけ少なくするために、私たちが日頃意識しなければならないことはどんなことでしょうか?
松野さん:1人1人が「自助」「共助」の意識をもつことです。「自助」とは、自分の身は自分で守ることです。災害が発生した時、まずは自分が無事であることが重要です。次に「共助」ですが、近隣の人々と助け合うことです。自分が無事だったら、次は周りの人を助けることで被害を減らすことに繋がります。県では、「災害に強い山梨県」を実現するため、今年4月に「山梨県防災基本条例」を施行しました。条例では、県民や事業者の皆さん、自治体などが一丸となって防災対策に取り組むことで、県内の地域防災力の向上を図ることを目的としており、「自助」と「共助」の重要性を強調しています。
 
加藤アナ:災害時には情報収集も必要になりますが、情報の活用方法についても教えてください。
松野さん:災害時には自治体から避難情報や道路情報など様々な情報が発信されます。避難勧告や避難指示など、それぞれの情報にどのような意味があるのかを知っておくことで、いざという時に素早い行動が可能になります。
 
次回は「山梨県立防災安全センター」です。
 
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是非お楽しみください。