■今回のINDEX : 『 天に選ばれし、名水の地 山梨。』
山梨放送の加藤響子です。
山梨県がお送りする「やまなしインデックス」です。
7月のやまなしINDEXは山梨の「水」特集をお送りします。
山梨県は富士山や南アルプスなどの山々に囲まれ、森林が県土の面積の約8割を占めています。県では、恵まれた自然環境に支えられている、良質で豊かな山梨の「水」を貴重な地域資源として活用する取り組みを
行っています。
今日は水に関する県の取り組みについて、県森林環境総務課 主査、原川 理さんにお話を伺います。
◇ ◆ ◇
加藤アナ:山梨県が進める水に関する取り組みについて教えてください。
原川さん:山梨の豊かな自然環境で育まれた水は、生産量日本一のミネラルウォーターをはじめ、米や果物などの農産物、日本酒や地ビールなどの生産に利用されています。県では、山梨の良質で豊かな「水」の魅力を生かして、イメージアップや地域・産業の活性化につなげるために、平成28年に「やまなし『水』ブランド戦略」を策定し、様々な取組みを進めています。
加藤アナ:具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?
原川さん:県では、地域の資源である「水」を守り育てる「育水(いくすい)」という取組みを進めています。
そのPRの一環として、9月19日・水曜日を「育水(19(いく)水(すい))の日」とし、その前後で水の関連企業と連携したイベントを行なう予定です。
加藤アナ:9月19日、いくすいの日ですね。他にはどんな取り組みをされているのでしょうか?
原川さん:山梨の水のブランド力向上を図るため、県内の大学や高校、NPOなどの民間団体が行なう水に関する優れた研究を支援する「水ラボプロジェクト」を行っています。行政だけで水のブランド化に取り組むのではなく、県民の皆様の力をお借りしながら、進めていきたいと考えています。
また、本県の水の魅力を伝えるPR映像を作成し、「天に選ばれし、名水の地 山梨。」として、国内外に向けて情報発信をしています。
加藤アナ:さまざまな取り組みが行なわれているんですね。取り組みの成果はいかがでしょうか?
原川さん:全国知事会が、各都道府県の政策の中から先進的な政策を選んで表彰する「先進政策バンク」というものがありますが昨年10月にやまなし「水」ブランド戦略が環境分野の2位に選定されました。
これからも着実に取組みを進め、山梨の水を本県のイメージアップや
活性化につなげていきたいと考えています。
加藤アナ:こういった取り組みが今後も広がって、山梨の水のブランド化につながるといいですよね。原川さん、ありがとうございました。
今日は、「 天に選ばれし、名水の地山梨。 」をご紹介しました。
次回は「 山梨の名水 」です。
山梨県がお送りした「やまなしインデックス」。
お相手は、加藤響子でした!それでは、よい週末を。
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。