■今回のINDEX : 『 県政この1年(先週からの続きです。) 』
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。
山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
今回も『 県政この1年 』と題し、先週に引き続き、後藤斎山梨県知事にお話しを伺います。
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加藤アナ : 後藤知事、今週も宜しくお願い致します。
後藤知事 : 宜しくお願い致します。
加藤アナ : 後藤知事にこの1年を振り返っていただいておりますが、今回は先ず、先週の回にてお話しありました、全国知事会の優秀政策について伺います。
後藤知事 : 全国知事会の「先進政策バンク」は、都道府県が、それぞれ先進的な取り組みを提案、共有し合い、良い施策を広げると共に、創造性豊かな発想につなげる情報提供の場として、ネット上に開設しているものです。
先ず、「人口減少 対策分野」において、本県の「病児・病後児保育体制の構築」が第1位をいただきました。この分野では昨年の「産前産後の母親を支える体制構築」が第1位を受賞したのに続き、おかげさまで2年連続となりました。
また、「育水から始まる水のブランド化」が「環境分野」の第2位をいただきました。
加藤アナ : 受賞するほどの、良い政策を実施されているということですね。
後藤知事 : 昨年に続いての受賞は、本県の政策が高く評価されたものと思っております。
また、いずれの政策も市町村の皆様、企業、関係団体の皆様と連携して、はじめて実施できたものですので、とても感謝しています。
加藤アナ : それから、「加速の年」と位置付ける中で、成果を実感された1年だったというお話しもありました。
後藤知事 : はい。今年は「加速の年」として先ほどお話しました、優秀政策に選ばれた施策を含め、「ダイナミック やまなし 総合計画」に基づく、多岐にわたる施策を進めてきまして、様々な分野で成果が現れています。
例えば、リニア中央新幹線の開業に向けて、リニア駅へのアクセス道路網を整備しています。
本年3月には「バス交通ネットワーク再生計画」を策定し、県内バス交通ネットワークの再編・整備を進めるとともに、同じく3月に「リニア環境未来都市 整備方針」を策定し、リニア駅周辺整備の基本計画や、駅近郊のまちづくりの取り組みについて検討を進めています。
また、農産物の安全・安心のため、生産者自らが農産物の生産工程の管理に取り組む「やまなしGAP認証制度」と、野生鳥獣の被害対策として捕獲したニホンジカを、ジビエとして活用していくため、シカ肉の安全・安心を担保する「やまなしジビエ認証制度」、2つの本県独自の認証制度を創設し、運用を開始しました。
そして、子どもの心のケアについては、早期発見・早期支援が重要であり、医療・福祉・教育が連携した、新たな総合的拠点の基本設計がこのたび完了し、平成30年度の着工、平成31年度の完成を目指していきます。
加藤アナ : それでは最後に、来たる2018年、平成30年に向けた抱負をお聞かせください。
後藤知事 : 山梨が持つ魅力を更に磨き上げ、積極的に発信し、世界中が憧れる山梨のブランド力を高めることにより、産業、経済を活性化し、山梨発のイノベーションを進めていきたいと考えています。
また、県民一人ひとりが、暮らしが良くなっていくことを実感していただいて、「山梨いいよ!!」「山梨いいぜ!!」と、山梨の魅力を発信する大使となりアピールすることが山梨の発展につながると思います。
暮らしやすさ、子育てのしやすさを磨き上げて行くためにも、皆様の力を合わせていくこと、連携が大切です。
来年も私自身、最大限努力をしていきたいと考えておりますので、県民の皆様のご理解ご協力をお願い致します。
平成29年も残すところあとわずかとなりました。皆様におかれましては、健康に留意され、どうぞ良いお年をお迎えください。
加藤アナ : 今回は2週にわたって、後藤知事に県政のこの1年を振り返っていただきました。
ありがとうございました。
加藤知事 : ありがとうございました。
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今回も先週に続いて『 県政この1年 』をご紹介しました。
山梨県がお送りしました「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それではとても良い平成30年を!!
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。