■今回のINDEX : 『 加速するダイナミックやまなし 』
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
今回の「やまなしINDEX」は「加速するダイナミックやまなし」と題して、平成29年度のスタートに当たり、後藤斎山梨県知事にお話しを伺います。
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加藤アナ : 今回は、山梨県の今年度の取り組みについて、いくつかお話しを伺っていきたいと思います。
後藤知事、宜しくお願い致します。
後藤知事 : 宜しくお願い致します。
◆『 子育て支援について 』
加藤アナ : 先ずは、子育て支援についてです。今年度はどういった取り組みを行っていくのでしょうか。
後藤知事 : はい。山梨県では、これまでも、産前産後ケアセンターや、第二子以降の三歳未満児の皆さんの保育料の無料化など、若い世代の方々が安心して子どもを産み育てられるように、取り組みを進めて参りました。
本年度は、これを更に加速していきたいと考えております。
ラジオをお聴きの皆さんの中には、お子さんを保育園などに預けながら仕事をされている方もいらっしゃると思います。
そうした皆さんからは、お子さんが急に熱を出したり、病気になった時に、仕事のやりくりが大変だったという話をよく聞くことがあります。
このため、急な発熱などで保育園に預けられないお子さんを、病院などに併設をされた専用スペースで保育をする「病児・病後児保育」につきまして、市町村の圏域を越えた広域利用の仕組みを作っていきたいと考えております。
ちなみに、これは全国初めての取り組みになります。
こうした取り組みを通じて、子育てと仕事の両立に悩んでいらっしゃる方々の不安や負担を軽減をして、「日本一健やかに子どもさんを育む山梨」の一層の充実を図っていきたいと考えております。
加えて、本年度は東京都内において全国トップレベルにある本県の子育て環境を大いにPRをして、子育て世代の山梨県への移住の促進にもつなげていきたいと考えております。
◆『 産業の振興と雇用の確保 』
加藤アナ : 産業の振興や雇用の確保などについてはいかがでしょうか。
後藤知事 : 山梨県の基幹産業は機械電子産業です。
この機械電子産業を継続的に発展をさせながら、県内の中小企業などが取り組む成長分野、新しく伸びていく分野への進出を後押しすることで裾野を拡げて、足腰の強い産業構造への転換を進めていきたいと考えております。
それを通じて本県経済の更なる発展と安定的な雇用を確保していきたいと考えています。
また、ジュエリー、ワイン・日本酒、織物など本県が誇る特色ある地場産業につきましては、私自身もトップセールスなどを通じて国内外での評価の高まりを実感しています。
これからも、首都圏や海外におけるプローモーション活動などを関係業界の皆様方と共に力を合わせて積極的に展開をし、更なるブランドの向上、産業の活性化を図っていきたいと考えております。
更に、企業誘致の取り組みにつきましては、これも全国トップレベルの支援制度があります。
住みやすさ、優れた交通環境をアピールすることで、昨年は17社の企業が本県に来てくれることになりました。
本年度は更に市町村との連携を強化し、多くの企業に向けて本県への誘致ができるように積極的に取り組んでいきたいと考えております。
◆『 県民の皆様へ 』
加藤アナ : 最後に、ラジオをお聴きの皆さんへメッセージをお願いします。
後藤知事 : 本年度は、一昨年度作った総合計画・総合戦略に基づく取り組みを、更に更に加速をしていきたいと考えております。
特に、移住・定住、人口の転出の抑制につながる取り組みを重点的に行いながら、企業の立地の推進、県内産業の活性化、地域経済の発展と雇用の創出につながる様々な取り組みを加速して参ります。
更には、子育て環境の更なる充実をはじめとする県民の皆様方の暮らしに直結する取り組みにつきまして、大きな効果・成果が生み出せるように、重点的に予算を投入しまた。これらの事業を推進して行きたいと考えております。
山梨県を守り、発展をさせていくという、強い決意のもとに、全力を尽くして努力してまいります。
県民の皆様方の今まで以上のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
加藤アナ : 今回は「加速するダイナミックやまなし」と題しまして、後藤知事に伺いました。ありがとうございました。
後藤知事 : ありがとうございました。
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今回は「加速するダイナミックやまなし」をご紹介しました。
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それではとても良い週末を!!
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。