■今回のINDEX : 『 就任3年目に向けて 』
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
今回の「やまなしINDEX」は『就任3年目に向けて』と題し、後藤斎山梨県知事にお話しを伺います。
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加藤アナ : 後藤知事、宜しくお願い致します。
後藤知事 : 宜しくお願い致します。
◆『 2年間を振り返って 』
加藤アナ : 知事就任から2年が経過したわけですが、これまでの2年間を振り返られていかがでしょうか。
後藤知事 : 多くの県民の皆様のご支持をいただき、第61代の知事に就任して以降、全ての県民の皆様が明るく希望に満ち、安心して暮らせる『輝き あんしん プラチナ社会』の実現に向けて、全力疾走して参りました。
本県には、豊かな自然はもちろん、誇るべき良いものが沢山あります。
私は、その良いものに厚みを増し、磨きをかけることで、本県のあらゆる魅力を更に向上させ、それが人口対策や産業振興に効果をもたらし、そして様々な分野に波及することで、本県の発展につながるとの考えで取り組んでおります。
一例を挙げれば、産前産後ケアセンター、第2子以降3歳未満児の保育料無料化、子どもの心のケアへの取り組みなどにより、子育て環境の質が大きく向上し、「日本一健やかに子どもを育む山梨」と言えるまでに本県の魅力が向上しました。
県民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、山梨県全体の魅力も徐々に増しており、着実に前に進んできていると考えています。
◆『 3年目に向けて 』
加藤アナ : それでは、3年目に向けた抱負をお聞かせください。
後藤知事 : 1年目は「計画の年」、2年目は「実行の年」として取り組んで参りました。
3年目は、これまでの動きを加速させたいと考えていまして、新年度予算案もそうした考えのもとに編成しました。
▼人口問題について
県政の重要課題であります人口減少問題につきましては、市町村と連携して本県への移住・定住の促進や転出の抑制に取り組んだことにより、社会減の幅が縮減し、7年ぶりに2千人を下回るなど、取り組みの成果が徐々に現れてきています。
来年度も、人口減少対策の取り組みを加速していきたいと思っております。
▼子育て支援について
子育て支援については、保育所などへの看護職員の配置に取り組む市町村の支援や、経済的に余裕のない世帯のお子さんが高校に入学する際の負担を軽減するために、本県独自の給付金制度を創設するなどの取り組みを進め、子育て環境の一層の充実を図っていきたいと思います。
▼東京オリンピック・パラリンピックについて
2020年の東京オリンピック・パラリンピックが3年後に迫っています。
東京オリンピック・パラリンピックが本県の魅力の向上と発展につながるよう、様々な取り組みを加速したいと思います。
▼リニア中央新幹線
2027年のリニア中央新幹線開業まで「10年」という節目の年です。
リニア開業の効果が、人、物の流れを含めて県全体に大きく波及するように、リニア駅周辺の整備はもとより、交通ネットワークの整備、新たな産業の集積や定住の促進、観光の振興など、開業までの限られた時間をしっかりと意識して、着実に取り組みを進めていきたいと考えています。
私は山梨発展の鍵は、やはり多様な主体との「連携」であると思います。
地域間、産業間など、様々な主体が力を合わせ、オール山梨で山梨の発展と皆様方の暮らしの向上に向けて取り組んでいきたいと思っております。
県民の皆様の昨年以上の御理解と御協力をお願い致します。
加藤アナ : 今回は『就任3年目に向けて』と題し、後藤知事にお話しをお伺いしました。ありがとうございました。
後藤知事 : ありがとうございました。
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山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それではとても良い週末を!!
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。