■今回のINDEX : 『 インフルエンザ 』
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
今回の「やまなしINDEX」は「インフルエンザ」についてお送りします。
12月に入りました。これからの季節、気を付けなくてはいけないのが「インフルエンザ」ですよね。山梨県立中央病院の三河貴裕さんにお話しを伺います。
◇ ◆ ◇
加藤アナ : 三河さん、宜しくお願い致します。
三河さん : 宜しくお願い致します。
加藤アナ : インフルエンザの症状について改めて教えてください。
三河さん : インフルエンザとは「インフルエンザウイルス」が体内に入り込むことによって起こります。
インフルエンザのウイルスにはA型、B型、C型と呼ばれる3つの型があり、C型が人にうつることはありません。その年によって流行するウイルスが違います。
これらのウイルスうち、A型とB型の感染力はとても強く、日本では毎年約1千万人、およそ10人に1人が感染しています。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
お子様では稀に急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。例年12月から3月にかけて流行します。
加藤アナ : 予防法はありますか?
三河さん : 実は目新しい対策はないのです。基本的な対策を徹底することが重要です。
先ずは、かかる前の予防としては、ワクチン接種です。効果が出現するまでに2週間程度を要することから、早めにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
また、手洗いの習慣、マスクの着用、人混みを避けるなどが挙げられます。
加藤アナ : 今年はもう流行しているそうですね?
三河さん : 今年の流行は例年より早いようです。
加藤アナ : インフルエンザにかかってしまった場合、どうすれば良いのですか?
三河さん : 基本的には自然に治る病気です。具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。そして安静にして休養をとりましょう。
特に睡眠を十分にとることが大切です。お酒やコーヒーではなく、水分も十分に補給しましょう。お茶でも、お味噌汁などのスープでも飲みたいもので結構です。
人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。また感染後も手洗いやマスクの着用は家族内の感染が低減出来るため、続けるようにしましょう。
加藤アナ : 先ずは予防、感染してしまったら直ぐに医療機関の受診を心掛けましょう。
今回は山梨県立中央病院の三河貴裕さんにお話しを伺いました。三河さん、ありがとうございました。
三河さん : ありがとうございました。
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今回は「インフルエンザ」をご紹介しました。次回の「やまなしINDEX」は「おもてなしレシピ」です。
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それでは良い週末をお過ごしください!!
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。