2016年7月アーカイブ

今回のINDEX : 『7月の県政トピックス 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回は月末恒例、「7月の県政トピックス」をお伝えします。
 
山梨県の7月の主な出来事をご紹介します。
 
◇ ◆ ◇
 
『 大村智人材育成基金事業 』
 
先ずは「大村智人材育成基金事業」についてです。
 
昨年の、大村智先生のノーベル医学・生理学賞の受賞を機に、次代を担う人材を育成するために「大村智人材育成基金」を創設しました。
 
事業のひとつの柱である「若者海外留学体験人材育成事業」、国際的な視野と高度な知識・技能を持った人材の育成を図ることを目的に、海外留学をする県内の高校生や大学生等の留学費用を補助するものです。
 
今回、高校生コースの5名が決定しました。留学先は、アメリカ、ニュージーランド、アイルランド、オーストラリアとなっています。
 
皆さんに将来の夢をきいたところ、「大村先生の名に恥じない科学者になりたい。国際的に活躍出来るエンジニアになりたい。」等、皆さん意欲的な高校生なのです。
 
後藤斎山梨県知事は「科学や文化等に対する理解と関心が留学を通じて一層深められ、国際的な視野や高度な知識・技能を持つ時代を担う人材となることを期待します。」とコメントしています。
 
大学生コースもまもなく決まるそうです。
 
また、「大村智人材育成基金事業」には山梨県若手研究者奨励事業もあります。
 
こちらは、自然科学分野や人文・社会科学分野の若手研究者の研究意欲を喚起し、次代の優れた研究者を持続的に育成するために、研究に要する経費を補助するものです。
 
こちらには、非常に沢山の応募がありまして、現在審査を進めているということです。
 
 
『 世界文化遺産「富士山」の保全状況報告書の承認 』
 
次は「世界文化遺産「富士山」の保全状況報告書の承認」です。
 
7月13日(水)、日本時間の午後6時半頃、第40回ユネスコ世界遺産委員会において、今年1月に提出していました「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の保全状況報告書についての審議が行われ、委員からは他の世界遺産の模範とすべきとの発言や富士山の取組に対する称賛が寄せられました。
 
後藤知事は次のようにコメントしています。
 
「我々の富士山を保全する取り組みや方向性などが世界遺産委員会から高い評価を頂いたことは、大変嬉しく思います。
 
今後も引き続き、関係者等と一体となって、保全のための計画を着実に進め、世界遺産富士山の普遍的価値を後世に引き継ぐための努力をして参ります。」
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「7月の県政トピックス」をご紹介しました。次回のINDEXは「山梨百名山」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX : 『 八ヶ岳南麓の湧水 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の『やまなしINDEX』は「八ヶ岳南麓の湧水」です。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 毎日暑い日が続いていますね。こんな日はマイナスイオンたっぷりの水辺で涼むのはいかがでしょうか。ということで、私は今回は涼を求めて北杜市にやってきました。
 
ところで、皆さんは、山梨県が名水の産地だってご存知でしたでしょうか。山梨県には、環境省が選定する「名水百選」と「平成の名水百選」が7箇所もあるのです。
 
そんなわけで、先ずは北杜市長坂町にあります、「名水百選」に選ばれている八ヶ岳南麓高原湧水群の「三分一湧水」にやってきました。
 
今回は、頼もしいゲストの方にお越しいただきました。八ヶ岳南麓の湧水に詳しい山本茂弘さんです。山本さん、宜しくお願い致します。
 
山本さん : はい、こんにちは。
 
加藤アナ : 山本さんは北杜市小淵沢町にお住まいで、八ヶ岳南麓にある120箇所の湧水を巡り、水温や湧出量、歴史などを独自に調査して纏め上げた方なのです。
 
また、湧水講座の講師をお務めになるなど、水資源の重要性を伝える活動も行っていらっしゃいます。
 
山本さん、「三分一湧水」とは、どのような湧水なんですか?
 
山本さん : 一日8,500立方メートルを誇り、下流域の灌がい用水として利用されています。
 
水争いの仲裁として、江戸時代前期に既に湧水点下流に三角柱が立てられて、下流三区域へ平等に水が配分されるよう工夫が凝らされていたと言われています。
 
加藤アナ : なるほど非常に歴史がある湧水なのですね。
 
では、ちょっと湧水のお水に触れてみますね。
 
(触れてみて)おお、結構冷んやりしてますね!! 冷たい!! これは長い時間手を入れていられないくらい冷たいですね!!
 
山本さん : 先ほど、水温を測りましたら、水温は8℃でした。
 
加藤アナ : 続いて、北杜市大泉町西井出にあります滝の目の前にやってきました。
 
山本さん : この滝は「吐竜の滝」と呼ばれています。竜が滝水を吐き出すように勢いの良い様を言い得て命名したのでしょうかね。
 
滝水は正面の約15mの岩崖から湧き出しています。
 
加藤アナ : 川ではなくて、湧き水の滝なのですね。
 
山本さん : そうですね、地下水です。
 
加藤アナ : いろいろな所から水が噴き出して、下に流れてゆく様、本当に美しいですね。湧水とは思えないくらいの迫力と、自然の力を感じます。
 
山本さん : 私の母親から聞いた話なのですが、「親の恩は返せても水の恩は返せない」。湧水と社会の関わりを再認識してその恩恵の偉大さに感謝するばかりです。
 
加藤アナ : あらためて私たちも、こういった水に感謝しなければいけない気持ちになりますね。
 
皆さんも、涼を求めて八ヶ岳南麓の湧水を訪れてみてはいかがでしょうか。気持ちがリフレッシュ出来ますよ。
 
今回は山本茂弘さんにお話しを伺いました。山本さん、ありがとうございました。
 
山本さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「八ヶ岳南麓の湧水」をご紹介しました。次回のINDEXは「7月の県政トピックス」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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今回のINDEX : 『 献血に行こう 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の『やまなしINDEX』は「献血に行こう」です。
 
◇ ◆ ◇
 
7月は「愛の血液助け合い運動」月間です。
 
血液は長期保存ができないので、年間を通じて安定的に確保することが必要なんです。
 
しかし、この時期は、学校や企業などで長期休暇が多いことから献血への協力が得にくくなっています。
 
さて、献血には「全血献血」と「成分献血」があることをご存知でしょうか。
 
「全血献血」は、血液中の全ての成分を献血して頂く方法です。一方で「成分献血」は、血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。
 
この成分献血は、大量出血による輸血を始め、血友病、肝臓病、腎臓病などの患者さんに使うお薬を製造するために献血で集められています。
 
山梨県でも今年度は、昨年度より4万リットル(※山梨県の血液確保量は1,500リットル)、人数にして約3,000人分多い血液の確保を目標にしています。そして、この成分献血は、現在、固定施設でしか実施していないということです。
 
◇ ◆ ◇
 
そこで今回は、県内で唯一、成分献血を行っている甲府市丸の内、ココリビル2階にあります、甲府献血ルーム『グレープ』を訪ねました。
 
とても明るくて落ち着いた空間になっています。広々としていて、ゆったりとくつろげるソファもあります。
 
漫画や雑誌なども沢山ありまして、インターネットカフェのような、とても落ち着いた、くつろげる空間になっています。
 
採血係長の石川美佐子さんと献血ルームの前田俊仁さんにお話を伺いました。
 
加藤アナ : 先ず成分献血の流れについて採血係長の石川美佐子さんにお話しをお伺いします。
 
石川さん : 成分献血は血液を頂いて、機械によって血漿と赤血球に分離します。分離した後、赤血球は献血者の方にお返しします。それを3回くらい繰り返して「血漿」を頂く献血となります。
 
要する時間の方は、女性は30分、男性は50分くらいかかります。時間は掛かりますが、テレビや本などでそれぞれ時間をうまく使って頂いています。
 
加藤アナ : 続いて献血ルームの前田俊仁さんにお話しをお伺いします。
 
現在、成分献血をして頂いた方には記念品をもらえるキャンペーンを実施中だそうですね?
 
前田さん : はい、記念品を贈呈しています。
 
その他にも、時期によって学生やボランティアによるネイルアートやハンドトリートメント、抹茶サービス等、様々なおもてなしを実施していますので、皆さん是非献血にご協力ください。
 
受付時間は午前10時から午後5時迄で、成分献血は午後4時迄です。場所は甲府市丸の内ココリビル2階です。
 
宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : 皆さん、ぜひ献血に行きましょうね!!
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「献血に行こう」をご紹介しました。次回のINDEXは「八ヶ岳南麓の湧水」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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今回のINDEX : 『 明るい選挙 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の『やまなしINDEX』は「明るい選挙」です。
 
目前に迫った参議院議員選挙、今回から選挙権年齢が18歳に引き下げられたことでも注目されています。
 
今回のINDEXでは、私たち一人ひとりが自分の考えで正しく投票することの大切さをお伝えします。
 
お話しを伺うのは山梨県選挙管理委員会事務局の奥脇佑貴さんです。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 奥脇さん、宜しくお願い致します。
 
奥脇さん : 宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : 今回の選挙から18歳から投票出来るということですが、その意義はどんなところにあるのでしょうか?
 
奥脇さん : 今、日本は少子高齢、人口減少社会を迎えています。この状況において、日本の未来を作り担う存在である10代にもより政治に参画してもらうことが必要です。
 
また、早くから選挙権を持つことにより、「社会の担い手である」という意識を若いうちから持っていただき、主体的に政治に関わる若者が増えることはとても重要です。
 
若者の投票率が低くなると、若者の声は政治に届きにくくなり、若者に向けた政策が実現しにくくなったり、また実現するのに時間を要する可能性があります。
 
加藤アナ : そうですね、若い世代の方にも積極的に投票してもらいたいですよね。投票方法について教えていただけますか?
 
奥脇さん : 7月10日(日)に、参議院議員通常選挙が執行されます。
 
投票は、候補者の氏名を記載する「選挙区選挙」と、政党その他の政治団体または名簿登載者のいずれかを記載する「比例代表選挙」の2種類があります。
 
なお、投票日当日にご都合の悪い方は、投票日前日の7月9日(土)まで期日前投票が出来ますので、皆さんの投票をお願い致します。
 
加藤アナ : 今回初めて投票する若い方、まだ詳しいことが分からない方むけに、分かりやすいガイドのようなものはありますでしょうか?
 
奥脇さん : 県では高校生のための選挙ガイドブック『みらい わたし』を作成しました。
 
山梨県選挙管理委員会及び山梨県明るい選挙推進協議会は、今回から「18歳選挙権」が適用されることから、その啓発活動の一環として、新たな有権者となる高校3年生向けの副読本を山梨学院大学江藤ゼミナール所属の学生と連携して作成し、県内各高等学校及び支援学校等に配付しました。
 
正しく一票を行使するための普段からの情報収集の大切さの説明や、主にSNSによる選挙運動の内容とその違反行為、また選挙制度の理解度チェックテストも付いています。ぜひご活用ください。
 
加藤アナ : 私も目を通しました。政治と私たちの暮らしというのが、とても身近なところにあるんだなと感じました。とても分かりやすいのでこれはオススメですね。
 
奥脇さん : そうですね。
 
加藤アナ : 大切な一票、皆さんで選挙に行って、自分の意思をしっかりと投じましょう。
 
今回は山梨県選挙管理委員会事務局の奥脇佑貴さんにお話しを伺いました。奥脇さん、ありがとうございました。
 
奥脇さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「明るい選挙」をご紹介しました。次回のINDEXは「献血に行こう」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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今回のINDEX : 『 富士登山 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の『やまなしINDEX』は「富士登山」です。
 
7月1日(金)は富士山の山開き。夏山登山シーズンが始まります。今回は安全で快適な登山のポイントを山梨県世界遺産富士山課の宇佐美綾乃さんに伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 宇佐美さん、宜しくお願いします。
 
宇佐美さん : こちらこそ宜しくお願いします。
 
加藤アナ : 今年も夏山登山シーズンが始まりましたね。
 
宇佐美さん : そうですね。今年は6月22日(水)に富士山世界遺産センターがオープンしましたので、世界文化遺産である富士への登山に興味を持つ人も増えると思われます。
 
加藤アナ : 安全で快適な登山のために、どういったことに気を付けるべきなのでしょうか?
 
宇佐美さん : 先ず、富士登山に必要な装備についてですが、富士山は日本最高峰の山であり、平地との気温や気圧の差が激しいことから、夏でも氷点下になることがあります。
 
防寒着、レインウェアを準備しましょう。また、岩場が多いため登山靴やグローブを装備して登りましょう。
 
そして、富士山は活火山です。噴火時に身を守るため、また落石や転倒などに備え、ヘルメットを携行しましょう。
 
次に「弾丸登山」の自粛と体調管理です。十分な休息を取らずに夜通しで登山をする、いわゆる「弾丸登山」を行う方が後を絶ちません。
 
睡眠不足等による疲労で、怪我をしたり病気にかかりやすくなったりします。ゆとりのある登山を心がけてください。怪我をしたり、体調が悪くなった場合は勇気を持って下山を決断しましょう。
 
そして事前の登山届の提出をインターネットサイト『コンパス』からお願い致します。パソコンやスマートフォンから『コンパス』のサイトにアクセスして登山計画を作成し、登録することで、仲間や家族、山岳団体等の間で共有することができます。
 
加藤アナ : 先ずは、そういった事前の準備を万全に整えることで、自分自身はもちろん、周りの人も安心できますよね。
 
宇佐美さん : そうですね。準備は大切です。
 
また県では富士山を安全で美しい山として、後世に引き継いでいくための協力金へのご協力をお願いしています。
 
「富士山保全協力金」と言いまして、トイレの新設や改修、救護所の拡充、安全誘導員の配置など富士山の環境保全や登山者の安全対策のために使われます。
 
協力金は基本1,000円で五合目での現地支払いや、インターネット、コンビニでの事前支払もできます。
 
ご協力いただいた皆様には記念品として、江戸時代の富士講行者が身につけた白衣に刷られていた「歴史ある」絵柄が入った木札を差し上げています。木札の提示等で特典を受けられる施設などがありますので、是非ご協力ください。
 
加藤アナ : 分かりました。皆さん、ルールをしっかり守って富士登山を楽しんでくださいね。
 
今回は、山梨県世界遺産富士山課の宇佐美綾乃さんにお話しを伺いました。宇佐美さん、ありがとうございました。
 
宇佐美さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「富士登山」をご紹介しました。次回のINDEXは「明るい選挙」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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