後藤斎山梨県知事に聞く「富士山世界遺産センター」

今回のINDEX : 『 後藤斎山梨県知事に聞く「富士山世界遺産センター」 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の『やまなしINDEX』は、山梨県庁の知事室に後藤斎山梨県知事を訪ね、先日6月22日(水)に富士河口湖町にオープンしました「富士山世界遺産センター」についてお話しを伺ってまいります。
 
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加藤アナ : 後藤知事、宜しくお願いします。
 
後藤知事 : 宜しくお願いします。
 
加藤アナ : 先ずは、その「富士山世界遺産センター」の整備の目的ですとか経緯などについて教えていただけますか。
 
後藤知事 : 富士山世界遺産センターは、「富士山」の価値を国内外から訪れるたくさんの方々にわかりやすく紹介するために整備した県の施設です。
 
昨年末に「富士の国やまなし県民債」を発行して建設をしたものであります。県民の皆様方に御協力をいただいたことに改めて感謝を申し上げるとともに、無事、オープン出来ますことは本当に嬉しく思います。
 
加藤アナ : どういった特徴があるのでしょうか。
 
後藤知事 : 世界文化遺産になった富士山を雨の日や曇りの日などには見ることが出来ない日も当然あります。
 
見られなくて残念だなと今まで思った方もこれからは、このセンターに立ち寄っていただければ、富士山をしっかりと五感で体感をしていただくことが出来ると思います。
 
加藤アナ : 「五感で体感出来る」とはどういうことですか。
 
後藤知事 : 例えばですね、展示室に入りますと、一番真ん中に実際の富士山の千分の一の大きさで作られた『冨嶽360(ふがくさんろくまる)』というシンボルオブジェがあります。これは山梨の和紙を使用して、光と音の演出で富士山の持つ色んな「顔」を表現をしています。
 
このオブジェも、実は当初は左右対称で、本当の円錐形という形にしようという話で進めていました。しかし、やっぱり実物と同じようにでこぼこもあったり、少しリアルにした方が良いんじゃないかということで、リアルな富士山の形にしております。
 
更に、聖徳太子や武田信玄公といった富士山と関わりのある有名な方の人形が、富士山と自分自身の縁をしゃべる『富士山百人百話』といった面白い仕掛けもあります。
 
そして、展示ガイドアプリも用意をしておりまして、それぞれの展示を松岡修造さんが案内をしてくれます。松岡さんの「熱血解説」も楽しんでいただければ、大変嬉しいと思います。
 
館内の展示は、体で感じて富士山の価値や魅力について、理解をしていただけるような工夫が随所にされております。
 
県民の皆様方は、あまりにも富士山が身近すぎて、当たり前の存在と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。このセンターに来ていただくと、自分たちの故郷、「世界の宝」の富士山の素晴らしさや誇りを感じていただけるのではないかなと思います。
 
また、若い皆様には、富士山の価値をしっかり理解していただくことで、富士山のように大きな存在になってほしいなあという私自身の思いも含めて、小中高生の皆さんの入館料を無料にしました。
 
たくさんの県民の皆様にこの富士山世界遺産センターを好きになっていただきたいなと思っています。
 
加藤アナ : 後藤知事、ありがとうございました。
 
後藤知事 : ありがとうございました。
 
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今回は「富士山世界遺産センター」について後藤斎山梨県知事にお話しを伺いました。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。