ダイナミックやまなし総合計画①

今回のインデックスは…ダイナミックやまなし総合計画


 

山梨放送の加藤響子です。
山梨県がお送りする「やまなしインデックス」の時間です。
みなさん今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて昨年2月に就任した後藤斎知事のもと、12月に山梨をより良くする「ダイナミックやまなし総合計画」が策定され、今年、本格的に始動します。
そこで、今月のやまなしINDEXは、この「ダイナミックやまなし総合計画」について詳しくお伝えして参ります。
 
1回目の今日は、計画の基本的な考え方や全体の概要などを山梨県知事政策局 三井幸治さんにお話を伺います。三井さんよろしくお願いします。
 

三井さん:よろしくお願いします。
 

加藤:今回の「ダイナミックやまなし総合計画」とは、どのような計画なのでしょうか。
 

三井さん:これは、新たな県政運営の指針となる計画です。本県は、東京圏に隣接し、しかも豊かな自然に恵まれていますが、今後、リニア中央新幹線の開業などにより更に有利性が高くなることが見込まれます。「ダイナミックやまなし総合計画」は、こうした本県が持つ様々な有利性を最大限に生かした新たな地域社会を創造していくという考え方で策定したものです。この計画を着実に進めることにより、誰もが明るく希望に満ち安心して暮らせる「輝き あんしん プラチナ社会」の実現を目指していきます。
 
計画期間は、平成27年度から31年度までの5年間となります。この5年の間に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて拡大する様々な需要を積極的に取り込み、リニア中央新幹線の開業を見据えた地域社会の土台作りを進めます。
 

加藤:なるほど。計画期間の5年間でまず土台を作るということですが、どういったことを中心に進めていくんですか。
 

三井さん:ダイナミックやまなし総合計画では、本県の様々な地域資源により生み出される「エネルギー供給力」、「景観・農業力」、「安心・防災力」をこれからの山梨を支える3つの力と捉え、これを活かし、高めていくことにより、「輝き あんしん プラチナ社会」への土台づくりを進めていきます。
 

加藤:では、具体的にはどのように計画を進めていくのでしょうか。
 

三井さん:ダイナミックやまなし総合計画では、本県の解決すべき課題を6つに整理し、そして、この6つの方向から取り組みを「ダイナミックやまなしプロジェクト」として、取り組みの考え方や工程、成果指標などを示しています。
 

加藤:では、このうち、今日は1つ目のプロジェクトについて伺います。
 

三井さん:はい、1つ目は「やまなし創生推進プロジェクト」です。このプロジェクトでは、人口減少による様々な問題を克服する取り組みを効果的に推進するため、県のリーダーシップで、県民や企業、市町村などが連携し、「地方創生」を強力に推進していきます。
 

加藤:どのような事業を進めていくんですか。
 

三井さん:県では昨年9月に「山梨県版の人口ビジョン」を策定し、これに基づき12月に策定した「山梨県版の総合戦略」を計画的に進めることとしています。また、県政運営に新たなアイディアを取り入れるため有識者が専門分野の枠を超えて議論する「やまなし未来会議」の開催などがあります。そして取り組みの成果を図るため、5年後に、本県への転入者数を10%増加、転出者数を10%減少など3つの指標を掲げています。
 

加藤:なるほど山梨県は人口減少対策をはじめとする地方創生の取り組みを積極的に進めていくんですね。6つの「ダイナミックやまなしプロジェクト」の続きは、次回以降に詳しくお伺いします。山梨県知事政策局の三井幸治さんにお話を伺いました。ありがとうございました。


三井さん:ありがとうございました。
 

加藤:山梨県がお送りした「やまなしインデックス」。
お相手は、加藤響子でした。
 




clover clover clover



「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。



是非お楽しみ下さい。