八田家書院の紅葉

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11月のやまなしINDEXは紅葉特集です。
さて、今日は笛吹市石和町の八田家書院に来ています。
今日は八田家書院について笛吹市役所教育委員会文化財課の内田裕一さんにお話しを伺います。内田さんこんにちは。
 
内田さん:こんにちは。よろしくお願いします。
 
加藤:八田家書院私初めて来たんですけれど、この茅葺屋根、とても趣を感じますね。
 
内田さん:こちらの書院ですけれど江戸時代の初めに造られまして、山梨県の文化財に指定されております。書院といいますのはお客さんが来ていた時に一緒にお茶を飲んだり話をしたりするためにつくられた建物です。
 
加藤:憩いの場としても使われていた場所なんですね。
 
内田さん:はいそうです。
 
加藤:そして八田家書院の庭園もきれいに色づいていますけど、いろいろな赤、紅色だったり茜色だったり深い色や鮮やかな色の真っ赤な紅葉が広がっていますね。
 
内田さん:赤くなっているのがドウランツツジです。だんだん色が濃くなってきています。あと、イチョウなどもありましてイチョウの黄色とツツジの赤がちょうどいいコントラストになっておりまして、今たくさんのお客さんがお見えになっています。
 
加藤:八田家書院とのコントラストもとても美しいですよね。
 
内田さん:そうですね。赤と黄色と茅葺屋根の茶色が非常にきれいな色合いを見せています。
 
加藤:この紅葉はいつごろまで楽しめますか?
 
内田さん:今月の下旬ぐらいまでは楽しんでいただけると思います。
 
加藤:では書院の中にもおじゃまします。上がるとすぐに杉の戸に描かれた虎がありますね。
この虎なんだか猫のようで可愛く描かれていますね。そしてさらに進んでいくと畳の部屋ですね。何やら俳句が飾ってあります。内田さんこちらの俳句はなんでしょうか。
 
内田さん:笛吹市は俳句の里ということでも売り出しておりまして、書院に来た人に庭の紅葉を見ながら俳句を詠んでもらおうという風なことで、紅葉の時期は俳句を作ってもらって語る様なイベントをしております。
 
加藤:こちらの屏風にはここを訪れた方たちの俳句が飾られているんですね。いくつもありますけれど、私も一句詠んでみてもいいですか。「真っ赤だな 敷き詰められた 楓の絨毯」いかがでしょうか。
 
内田さん:素晴らしいと思います。この場に来てみないと詠めない歌ですのでいいと思います。
 
加藤:本当にこちらにいますと、日本人でよかったと思えるぐらい美しい景色が広がっていますよね。
 
内田さん:ありがとうございます。ぜひ皆さんにもきれいな紅葉を見てもらいたいと思います。
 
加藤:八田家書院は笛吹市石和町八田にあります。
休館日は火曜日です。開館時間は午前9時~午後4時です。
入館料は大人200円、子ども100円です。
 
皆さんもぜひこの趣のある建物と紅葉との見事なコントラストを見にを是非お越しください。
今日は笛吹市役所教育委員会 文化財課の内田さんにお話しを伺いました。
内田さんありがとうございました。
 
内田さん:ありがとうございました。




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