2015年11月アーカイブ

今回のインデックスは…下山のオハツキイチョウ


 

11月のやまなしINDEXは紅葉特集でお送りしています。
今回は、身延町下山のオハツキイチョウ、ご紹介していきます。
オハツキイチョウはイチョウの変種で、葉の上に実を結ぶ、または葉の上に雄しべの一部であるやくを付けるイチョウのことをいい、全国にはおよそ20本ほどの存在が知られているんです。
 
そして、本国寺本堂前にそびえる国指定天然記念物のイチョウ。
今ちょうど綺麗な黄色に色づいているのではないでしょうか?
現在の様子を本国寺の秋山住職に伺います。秋山さんこんにちは。
 
秋山さん:こんにちは。
 
加藤:今オハツキイチョウの色づきはいかがですか?
 
秋山さん:色づきは10割ですかね。もうかなりですね、まだ少し気がとても大きいので南と北でちょっと様子が違うので、南の方が少し緑が残ってますが、ほぼ全体に黄色くなりましたね。高さが30メートル以上あって幅も20メートルぐらいありますかね。
 
加藤:かなり大きいんですね。樹齢はどれぐらいなんですか?
 
秋山さん:樹齢は734年ですね。
 
加藤:かなり歴史のある木なんですね。かつて日蓮上人が宿泊した際に植えられたとも伝えられているんですよね。
 
秋山さん:日蓮上人が734年前の9月8日に身延を出発してここまで来て、ここにお泊りになってその時に植えていかれたんですね。
 
加藤:この大変歴史あるイチョウ、見ごろはいつ頃までですか?
 
秋山さん:見ごろはそうですね、霜さえ降らなければあと1週間から10日は十分に大丈夫ですね。
 
加藤:じゃあ、まだまだこれから見られますかね。オハツキイチョウを見に来る方っていつもどのぐらいいらっしゃるんですか?
 
秋山さん:そうですね結構毎日…境内広くて車もたくさん停められますので、結構毎日何台か来てうろうろされてますね。
 
加藤:そうですか。この見頃の時期にちょうどね。
 
秋山さん:そうですね。銀杏沢山はあげられませんけど、少し下さいなんて言えば、茶わん蒸し2~3回食べられるぐらいはあげますから。
 
加藤:わぁ、すごいですね!そしたら秋山さんにお声掛けすれば。
 
秋山さん:玄関から声かけてくれて返事があれば、大体いますから。
 
加藤:みなさんぜひこの機会に伺ってほしいと思いますけれど。
本国寺さんは身延町下山にあります。
国道52号から富士川クラフトパーク手前の上沢交差点から車で…
 
秋山さん:上沢交差点からおよそ500メートルぐらいですかね。身延寄りに来てそこにオハツキイチョウという看板が出てますから、それを右に曲がっていただければすぐ境内です。門が2つ、大きい門が2つありますから国道から見えますから。
 
加藤:わかりました。皆さんもぜひオハツキイチョウを見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
 
秋山さん:お寺にお参りもしてくださいね。
 
加藤:はい。秋山さん、今日はありがとうございました。




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今回のインデックスは…八田家書院の紅葉



 

11月のやまなしINDEXは紅葉特集です。
さて、今日は笛吹市石和町の八田家書院に来ています。
今日は八田家書院について笛吹市役所教育委員会文化財課の内田裕一さんにお話しを伺います。内田さんこんにちは。
 
内田さん:こんにちは。よろしくお願いします。
 
加藤:八田家書院私初めて来たんですけれど、この茅葺屋根、とても趣を感じますね。
 
内田さん:こちらの書院ですけれど江戸時代の初めに造られまして、山梨県の文化財に指定されております。書院といいますのはお客さんが来ていた時に一緒にお茶を飲んだり話をしたりするためにつくられた建物です。
 
加藤:憩いの場としても使われていた場所なんですね。
 
内田さん:はいそうです。
 
加藤:そして八田家書院の庭園もきれいに色づいていますけど、いろいろな赤、紅色だったり茜色だったり深い色や鮮やかな色の真っ赤な紅葉が広がっていますね。
 
内田さん:赤くなっているのがドウランツツジです。だんだん色が濃くなってきています。あと、イチョウなどもありましてイチョウの黄色とツツジの赤がちょうどいいコントラストになっておりまして、今たくさんのお客さんがお見えになっています。
 
加藤:八田家書院とのコントラストもとても美しいですよね。
 
内田さん:そうですね。赤と黄色と茅葺屋根の茶色が非常にきれいな色合いを見せています。
 
加藤:この紅葉はいつごろまで楽しめますか?
 
内田さん:今月の下旬ぐらいまでは楽しんでいただけると思います。
 
加藤:では書院の中にもおじゃまします。上がるとすぐに杉の戸に描かれた虎がありますね。
この虎なんだか猫のようで可愛く描かれていますね。そしてさらに進んでいくと畳の部屋ですね。何やら俳句が飾ってあります。内田さんこちらの俳句はなんでしょうか。
 
内田さん:笛吹市は俳句の里ということでも売り出しておりまして、書院に来た人に庭の紅葉を見ながら俳句を詠んでもらおうという風なことで、紅葉の時期は俳句を作ってもらって語る様なイベントをしております。
 
加藤:こちらの屏風にはここを訪れた方たちの俳句が飾られているんですね。いくつもありますけれど、私も一句詠んでみてもいいですか。「真っ赤だな 敷き詰められた 楓の絨毯」いかがでしょうか。
 
内田さん:素晴らしいと思います。この場に来てみないと詠めない歌ですのでいいと思います。
 
加藤:本当にこちらにいますと、日本人でよかったと思えるぐらい美しい景色が広がっていますよね。
 
内田さん:ありがとうございます。ぜひ皆さんにもきれいな紅葉を見てもらいたいと思います。
 
加藤:八田家書院は笛吹市石和町八田にあります。
休館日は火曜日です。開館時間は午前9時~午後4時です。
入館料は大人200円、子ども100円です。
 
皆さんもぜひこの趣のある建物と紅葉との見事なコントラストを見にを是非お越しください。
今日は笛吹市役所教育委員会 文化財課の内田さんにお話しを伺いました。
内田さんありがとうございました。
 
内田さん:ありがとうございました。




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今回のインデックスは…信玄堤公園の紅葉



 

11月のやまなしINDEXは紅葉特集です。
今回は、甲斐市にある信玄堤公園の紅葉をご紹介します。
 
信玄堤公園は、長い歳月を費やして築いた戦国時代を代表する治水土木施設「信玄堤」沿いにある公園です。
釜無川沿いには、信玄堤公園と連続して「釜無川スポーツ公園」も整備されていて、人々の憩いの場として、週末ともなると市内外から大勢の人で賑わっている場所なんです。
 
これらの公園内には、信玄堤を強固にするため、江戸時代に植えたと伝えられる欅や榎の大木が残っており、美しい自然に触れられるとともに、歴史ロマンを感じられる場所となっています。
 
そんな歴史ある信玄堤の紅葉、今どんな様子でしょうか?
甲斐市商工会の大杉 勝彦さんに伺います。
 
加藤:大杉さんこんにちは。
 
大杉さん:こんにちは。
 
加藤:信玄堤公園の紅葉は今どんな状況ですか?
 
大杉さん:はい、今ですね信玄堤公園の方なんですけど、欅並木の紅葉の方がだいぶ進んできておりまして、これから見ごろを迎えるところです。
 
加藤:そうですか、少しずつ色づき始めているんですね。
 
大杉さん:そうですね。
 
加藤:夜間のライトアップもあるんですよね?
 
 
大杉さん:そうですね。紅葉のきれいな時期にですね、信玄堤公園のケヤキ並木のライトアップをします。昼間とは違う幻想的な空間を作り出しておりまして、多くの人に憩いの場を提供しております。ぜひ、家族、友達と一緒に出かけていただければと思います。点灯期間は11月15日の日曜日から23日月曜日までです。
 
加藤:ライトアップが始まるということですが、夜の紅葉ってまた昼と違ってすごく風情を感じますよね。このライトアップに合わせたイベントも行われるそうですね。
 
大杉さん:はい。点灯初日の15日には、初日限定のミニイベントを行います。午後5時~「いも煮汁」「やきいも」の無料サービスを行います。なくなり次第終了となります。
 
加藤:イモってもしかして八幡芋ですか?
 
大杉さん:八幡芋を使ったものです。
 
加藤:八幡芋って高級でしかもすごく美味しいですよね。
 
大杉さん:そうですね、はい。
 
加藤:そのほかにもありますか?
 
大杉さん:午後5時15分~ 観覧無料の子ども映画上映会、映画「それいけ!アンパンマン「ミージャと魔法のランプ」を上映いたします。野外での上映会ですので、十分な防寒対策をしてお出かけください。
 
加藤:今週末からライトアップということですけれど、秋ならではの景色や美味しいものを楽しめそうですよね。皆さん、昼も夜も紅葉の幻想的な景色を是非楽しんでみて下さい。
今日は甲斐市商工会の大杉 勝彦さんにお話しを伺いました。大杉さんありがとうございました。
 
大杉さん:ありがとうございました。




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今回のインデックスは…鐘山の滝



 

11月のやまなしINDEXは紅葉特集。
ということで、今日私がやってきたのは富士吉田市上吉田にある鐘山の滝です。
 
今歩いてきますとちょうど見えてきました、赤く染まるモミジすごくきれいですね。
そして歩いていくと、鐘山の滝、見つけました。
水が流れ落ちる音、これもまた癒されますね。
 
鐘山の滝は、富士吉田市の東側を流れる桂川の上流部にある滝で、忍野八海と新名庄川の水が流れ込む二条の美しい滝です。
落差は10メートル。
春になるとツツジや富士桜、この時期秋にはカエデやナラの紅葉が美しい場所として四季折々の風景を楽しませてくれる場所です。
 
あたり一面見てみますと、真っ赤に染まるモミジの葉っぱ、さらには黄色く色づいている葉っぱもあって、本当に日本らしい秋の景色を楽しむことができますね。
 
鐘山の滝は、「鐘の音」を響かせるという伝説があるそうです。
それは、武田信玄が烽火をあげる時を惜しんで、早鐘を打たせた際、勢いあまって懸け金がはずれてしまい、つり鐘は転げ落ちて桂川の大滝へと深く沈んでいきました。
それ以来、滝からは鐘の音が聞こえるといいます。
 
どうでしょうか?鐘の音に聞こえましたか?
 
この滝のことは江戸時代に作られた「甲斐国志」にも記述されていて、昔は滝ではなく鐘ガ淵と呼ばれていたようです。
淵と呼ばれていただけあって、この滝つぼは非常に深くて広いんですよ。
 
そして滝が流れ落ちる岩は、すべて富士山が噴火したときに流れてきた溶岩なんですって。
確かによく見てみると岩が重なってごつごつしているように見えますね。
 
ちょっと滝を見に来ている若者4人組にお話を伺ってみたいと思います。
 
加藤:この紅葉を見に来たんですか?
若者:いや、たまたま立ち寄ったっていう…
 
加藤:初めてきました?
若者:初めてです。
 
加藤:この滝と紅葉どうですか?
若者:すごいきれいだと思いました。通っただけだったんですよ。
   車でちらっと通ったらおじいちゃんおばあちゃんいっぱい出てきて、
   ここ行ってみようって行ってみたらすごいきれいだったのでびっくりしました。
 
今紅葉の見ごろを迎えている鐘山の滝。
皆さんも今週末のお出かけにいかがでしょうか?
 
 





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