栄養・食生活

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9月は健康増進普及月間です。
今月のやまなしINDEXは「健康」をテーマにお送りします。
2回目の今日は、「栄養・食生活」についてお知らせします。
9月1日~30日までの1ヶ月間は、食生活改善普及運動の期間です。

 

山梨県では、いきいきと健やかに暮らせる社会の実現を目的に、健康増進計画「健やか山梨21」を策定し、取り組みを進めています。
この計画では、栄養・食生活の分野においても目標を定めています。

 

そこで今日は、この健康増進計画を中心に、栄養や食生活のことについて山梨県健康増進課の藤原瑞穂さんにお話しを伺います。藤原さんよろしくお願いします。

 

藤原さん:よろしくお願いいたします。

 

加藤:まず、山梨県の健康増進計画ですが、具体的にはどんなものなんですか?

 

藤原さん:実施期間はH25~H34までの10カ年計画で、健康寿命の延伸と市町村間の健康格差の縮小の実現を目指して、様々な数値目標を設定しています。
栄養・食生活分野での目標は、適正体重を維持している者の増加。
あとは食塩摂取量の減少、野菜と果物の摂取量の増加などを設けています。

 

加藤:野菜とか果物をたくさんとるといいというのは知ってはいるんですけれど、なかなか積極的に摂らないと難しいですよね。山梨県は塩分摂取量が多いと聞いたことがあるんですが?

 

藤原さん:平成22年国民健康・栄養調査によると、山梨県は男女とも食塩摂取量が全国で一番高い結果でした。
昨年行った県民栄養調査では、全体の平均値は下がりましたが、全国平均より高い水準で特に、40代は男女ともに摂取量が多くなっています。

 

加藤:野菜はたくさん採っているイメージがありますが・・・

 

藤原さん:野菜摂取量の平均値は、平成26年度の調査では目標値を達成しました。しかし年代別にみると30代の摂取量がかなり少ないです。
野菜の摂取量増加は、体重コントロールに重要な役割があることや、生活習慣病の一次予防に効果があることがわかっていますので、県民のみなさんには野菜の摂取量を維持しつつ、食塩摂取量は減らしていく食生活を心がけてほしいです。

 

加藤:県内では減塩の取り組みは何か行っていますか?

 

藤原さん:今は食品企業と大学と連携したイベントを開催したり、
減塩マスコットキャラクターを活用したリーフレットの作成、食生活改善推進員による全市町村のみそ汁塩分チェックなどをしています。
今後はスーパーや飲食店などと連携した取り組みができるよう検討中です。

 

加藤:こういったイベントにも積極的に皆さん参加してもらいたいですね。
今日は山梨県の健康増進計画について、健康増進課の藤原瑞穂さんにお話しを伺いました。藤原さんありがとうございました。

 

藤原さん:ありがとうございました。





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