興因寺のあじさい

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 6月は県内のあじさいのスポットを特集します。
今回は興因寺のあじさいです。

興因寺は甲府市下積翠寺町にあります。
江戸時代前期に後陽成天皇の第8王子、良純親王が10数年にわたって滞留したことで知られ、県内外に300を超える末寺をもつ、山梨を代表する曹洞宗寺院です。

その創立は古く、開基は新羅三郎義光の子で常陸国佐竹氏の祖となった義業と伝えられています。
義業は、武田氏の祖である源義清と兄弟にあたり、義清自身が常陸国より移り住んだことと併せて、当時の甲斐と常陸との深い結びつきを物語っています。

そんな興因寺、境内にはおよそ800株ものあじさいが植樹されています。
大きな木はおよそ30年前にご住職が植えて育てたもの。
数年前に甲府市観光協会のHPに取り上げられ、あじさいを見に来る人が増えてきたこともあって、さらに増やそうと試行錯誤しているそうです。
近年は檀家さんも協力して植えたりもしているとのことです。

では興因寺の住職岩間光弘さんにお話しを伺いましょう。

加藤:こんにちは。
住職:こんにちは。

加藤:現在のあじさいの様子はいかがですか?
住職:咲き始めてはきましたが、今は2分咲きでしょうか。

加藤:興因寺さんのあじさいの見どころはどんなところでしょう?
住職:大きな株はかなり大きくなってますが、この頃は小さい株もようやく根付いて、全体的に数が多くなってまいりました。

加藤:この時期あじさいはピッタリの花ですが、これからどんどん咲いていくといいですよね。
住職:そうですね。

加藤:岩間さん、ありがとうございました。

興因寺は歴史ある山寺の風情とあじさいを楽しめる穴場スポットです。
見頃は来週末だということです。梅雨の季節、ぜひあじさいを見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 





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