湯村温泉郷

今回のインデックスは…湯村温泉郷


11月は「温泉と紅葉特集」をお送りしています。
3回目の今回は「湯村温泉郷」です。


私は今、甲府市北西部にある、その湯村温泉郷に来ています。

そして、今日は心強い助っ人が来てくれています。
温泉大好きで、あらかじめ湯村温泉郷についてリサーチしてくれた山梨県立大学の田畑圭一朗さんと橘田侑奈さんです。

三浦)よろしくお願いします。

2人)こんにちは、宜しくお願いします。

三浦)それでは早速3人で湯村温泉郷を散策してみたいと思います。行きましょう♪

歩き始めて間もなく、温泉郷入り口の橋の欄干になにやら置物が見えました。

学生)三浦さん、この大きなカエルの置物なんだと思いますか?
三浦)大きなカエルの背中に小さなカエルが載ってますね・・・・何ですかこれ?
学生)大きなカエル1匹と5匹の小さなカエル、あわせて「六(む)かえる」という意味があります。湯村温泉郷のお客さまをお出迎えする気持ちが込められているそうです。
三浦)さっそく温かい気持になりますね!

続いて私たちはホテル弘法近くにやってきました。

学生)三浦さん、湯村温泉っていつ頃からあると思います?
三浦)かなりの歴史のある温泉だと聞いたことはあるんですが、詳しくは・・。
学生)実は、およそ1200年前に発見されたという伝説が残っているんです。
三浦)1200年前ですか・・すごいですね。

学生)さらに発見したのは、あの弘法大師なんですよ。

学生)いまからおよそ1200年前、弘法大師が東北巡行の帰りにこの地に宿泊した際、道路の真ん中に大きな石があって、旅人が通行に困難をきたしていたそうです。そこで大師は呪文を唱えながら、杖でその石を寄せたところ、温泉が湧き出したそうです。これが湯村の開湯伝説です。

学生)そして、その伝説を今に伝える「杖の湯跡」がここホテル弘法の裏にあるんです。

三浦)なるほど・・勉強になりました。実際にこの場所には湯が掘って出て来たような場所がありますね。

最後に私たちは「湯村温泉郷ゆかりの人物資料室」を訪れました。

学生)三浦さん、ここ湯村温泉は、数々の文豪が逗留していたことでも知られているんですが、実は、昭和の文豪、太宰治も訪れていたんです。その様子がこの資料室で見ることができます。

学生)等身大パネルもありますよ。

三浦)私は168cmあるんですが、私より少し背が高いくらいですね。黒いマントをはおった太宰治のパネルです。ここで数々の名作を残していたんですね。


三浦)本当に歴史ある温泉郷ですね。そして、この湯村温泉郷から、車でおよそ20分から30分のところに、今まさに紅葉が見頃を迎えた御岳昇仙峡もあります。

紅葉狩りをしたあとにここでゆっくり温泉に浸かって弘法大師や文豪に思いを馳せてみるのも良いですね。
お二人とも今日は詳しいご案内ありがとうございました!

学生)ありがとうございました!


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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!