今週は予定を変更して大雪による被害を防ぐための注意点などをお送りします。
先に本県を襲った未曾有の雪。
人的にも物的にも大きな被害をもたらしました。
既に数日が経過していますが、今後も2次災害に気をつけなければなりません。
そこで、今週のINDEXでは、私たちがこれから注意すべきポイントをご紹介します。
① 除雪作業
・除雪の際には、手袋や長靴は滑りにくいゴム製のものを着用するようにしましょう。
・除雪した雪を水が流れている側溝・用水路などに捨てないでください。雪で流れが詰まり、あふれ出してしまう可能性があります。
・雪おろしが必要な場合には、必ずヘルメットを着用してください。また、屋根に登る際には命綱を忘れないでください。
・気温が高いときは、屋根の雪が緩んで滑りやすくなり事故が起きやすくなります。雪解け水や雪が動く音に注意し、できれば雪おろしは控えましょう。
② 外出時の注意
・軒下のそばには近づかないようにしましょう。屋根から雪がすべり落ちてくることがあります。また、軒先にせり出した雪が崩れてくる場合もあります。ちょっとした大きさの雪でも、重さは数十キロ以上に達することがあります。
・短時間で多くの雪が降った場合や気温が上昇した場合、急な斜面や積雪の多い斜面では雪崩が起こりやすくなりますので、できる限り近づかないようにしましょう。
・用水路などへの転落には注意してください。雪で見えにくくなっていて、踏み抜いてしまうこともあります。また、この時期は水かさが増して、流れが速くなっていることも考えられますので十分に注意してください。
③ 車の運転
・不要不急の車での外出は控えましょう。緊急車両の通行の妨げになる場合があります。
・急ブレーキ・急ハンドルはスリップして車をコントロールできなくなることがあります。早めの操作を心がけ、余裕を持った運転をしましょう。
・早めのブレーキを心がけましょう。雪道は滑りやすいため、乾燥路面と同じ感覚でブレーキをかけても思ったように止まれないことがあります。また、急ブレーキをかけると車が左右に振られたり、場合によってはスピンを引き起こすこともあります。
・トンネルの出入り口付近や橋の上は凍結しやすくなっています。また早朝や交通量の多い交差点付近も、踏み固められた雪や氷が磨かれて、滑りやすくなっていますので注意してください。
ご紹介した以外にも、野外での作業や外出の際には多くの危険が潜んでいます。
雪による事故を未然に防ぐため、十分な備えを欠かさないようにお願いします。
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!