樹氷まつり

今週のインデックスは…樹氷まつり

1月に入り、この冬一番の寒気が日本列島に流れ込み、山梨県内も一段と厳しい寒さにみまわれ、まさに冬本番となりました。 

厳しい冬の時期、県内にはさまざまな冬の風物詩があります。
その中でも、富士山が世界遺産に登録されて注目を集めている富士北麓では、冬と言えば「冬花火」と西湖野鳥の森公園で行われる「西湖樹氷まつり」が話題を呼んでいます。

特に西湖樹氷まつりは、富士山が見える広大な敷地にダイナミックな氷のオブジェが作られ、まつり期間中の夜は、さまざまな色にライトアップされた氷のオブジェがとても幻想的です。
この幻想的な氷の芸術を、毎年、多くの観光客が県内外から訪れ楽しんでいます。私も樹氷まつりを見に行ったことがありますが、天気の良い日は、氷のオブジェにキラキラと太陽の光があたり、とても美しい光景を演出していました。

この氷のオブジェ、地元の皆さんが毎日愛情をこめて少しずつ水をかけながら製作しているのをご存じでしたか?

また、会場となる西湖野鳥の森公園は、青木ケ原樹海に囲まれ、ヤマガラ、ホオジロ、メジロをはじめ、およそ60種類もの野鳥が生息しており、園内のあちこちに餌台が置かれているので、鳥たちの羽を休める姿を観察することもできます。樹氷とともに野鳥に遭遇することができたら素敵ですね。

さて、今年の樹氷まつりの見所は、昨年、富士山が世界遺産に登録されたことにちなんでメイン・オブジェ!およそ6mの大きな富士山が登場するそうです。その他にも東京スカイツリーやピラミッド、干支にちなんだ馬のオブジェもつくられるそうです。透明な氷のオブジェが、冷たい空気の中にキラキラ光り、訪れる人を出迎えてくれる光景は、とても綺麗です。

開催期間は、1月25日土曜日から2月2日の日曜日までです。      
平日は午前10時、土日は午前 9時からです。ライトアップは午後5時から9時までとなっています。

まつり会場では特産品の販売や「がらぽん抽選会」なども行われるそうなので、今週末は富士の麓にお出かけになって、凛と澄んだ空気とともに氷の芸術観賞を楽しまれてみてはいかがでしょうか。


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是非お楽しみ下さい!