今週のインデックスは…パール富士
あと少しで年末、そして新年を迎えますが、なんといっても今年は富士山世界遺産に登録されました。お正月の人気者である富士山は、山頂に初日の出が重なる「ダイヤモンド富士」がよくテレビ中継されます。
一年の始まりにふさわしい清々しい気持ちになりますよね。
そんな「ダイヤモンド富士」以外に、「パール富士」があるのを御存知ですか?
パール富士は、富士山頂に月が重なり、まるで真珠が乗っているように見えることから名付けられました。このパール富士はとても美しくて、写真家にも大変人気があるそうです。
しかしパール富士を綺麗に撮影するには、いくつかの条件が必要で、もちろん月は満月!そして富士山の東側からは早朝、西側からは日没頃。季節は、空気が澄んでいる冬が良いそうです。最適のチャンスは年に数回しかないので、ぜひ興味のある方はチャレンジしてはいかがでしょうか。
一番早く山梨県内でパール富士が見られるのは、年明けの1月15日の夕方5時前後に南部町の佐野峠からだそうです。ただし道がとても悪いとのことですので運転には十分注意してください。
さて、県内には、富士山と初日の出を見ることができるスポットが数多くあります。例えば北杜市長坂町小荒間の富士見坂、日出づる里と言われる富士川町穂積地区などなど。
ちなみに、私がお教えするとっておきスポットは、南アルプス市の旧白根町にあるループ橋を登っていった所にある展望台から見る富士山です。甲府盆地も一望できる素敵なスポットです
昔から一富士二鷹三なすびと言われるほど縁起が良いものの象徴である富士山は、今後世界の財産として後世に残していかなければなりません。新たな年の始まりには、皆さんも一年の幸せとともに、そんな思いを込めて富士山をご覧になってみてはいかがでしょうか
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是非お楽しみ下さい!
2013年12月アーカイブ
今週のインデックスは…富士川焼うどん
原:
今日はスタジオを飛び出しまして、富士川町にやってきました。この方も一緒です!!
いしい:
やまなし住みます芸人の「いしいそうたろう」です。
富士川町は私の地元ですから、色々なところに連れて行こうと思います!どこに行こうかな?
原:
いしいさん、私、お腹がすいて…「富士川焼うどん」が食べれると聞いたんですが。
いしい:
良く知ってますね!富士川町の特産品といえば何か知ってます?
原:
富士川町といえば「ゆず」!
いしい:
そうなんです。そのゆずを使ったうどんがあるんです。
富士川町は鰍沢町と増穂町の合併を機に、両町の特産品「穂積地区のゆず」と「鰍沢塩」を活かして、富士川町商工会青年部が考案したのが、「富士川焼うどん」なんです。
原:
もう早く食べたい!!どちらに連れて行ってもらえますか?
いしい:
「富士川焼きうどん」は、現在、富士川町内4軒の認定店で味わうことができますが、今日はその中の「あじさい」さんに行ってみましょう。
・・・・・・・・・
いしい:
早速、あじさいの塩沢さん に、「富士川焼うどん」はどのように作られるか聞いてみましょう。塩沢さん、よろしくお願いします。
塩沢:
最初に野菜、キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、ピーマンを炒めます。肉は先に味付けをしまして、後でうどんと混ぜて炒めます。ゆずを最後にトッピングします。
いしい:
さっそく食べてみましょう!
原:
ではいただきます。うーん、ゆずの風味が口の中にフワーっと広がります。
いしい:
凄いでしょ!ゆずの香を食べているくらいの感じの風味でしょ!
原:
塩沢さん、これはさっぱりとした焼うどんですね。
塩沢:
そうなんです。是非、女性に食べて頂きたいです。
原:
焼きうどんというと「こってり」というイメージがありますが、この焼きうどんは違うんですね。
いしいさん、今月22日って冬至じゃないですか~。冬至って1年で最も日が短いですよね。翌日から日が長くなっていくということで、その日を境に運も上昇するとのことです。そして冬至に「ん」のつくものを食べて「運」が上昇するそうです。
いしい:
では、富士川焼き「う」どん、ちょうどいいですね。しかも冬至にはお風呂にゆずを入れますから、中から外からゆずずくしで、最高ですね!
原:
いしいさん、運をもっと付けた方が良いですよね?
いしい:
付けたいですよ~。今の悩みです。すみませんご主人、うどん1杯お願いします!
原:
富士川焼うどん、手軽にこんなに美味しく作れるのも嬉しいですね。みなさんもぜひ一度ご賞味ください。
いしいさん塩沢さん今日はありがとうございました。
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今週のインデックスは…大塚にんじん
市川三郷町大塚地区でとれる人参、 「大塚人参」として親しまれています。
濃いあざやかな紅色で独特の風味と甘さがあり、太くてとっても長いです。
収穫時には、80㎝~120㎝にもなります。
通常のにんじんと比べると、カロチンは1.5倍、ビタミンB2は3倍、ビタミンCは2.3倍と栄養豊富です。
大塚ニンジンが育つ市川三郷町大塚地区の土壌は「のっぷい」と呼ばれ、土はきめ細く、栄養分や水分が他の土よりも多く含まれた土質です。この石が無く肥沃な「のっぷい」は大根、そして人参やごぼうなど根菜類に適していて昔から良質な野菜が取れたそうです。
この「大塚にんじん」を活用して町おこしにつなげようと、市川三郷町商工会の「のっぷいプロジェクト」が、「大塚にんじんドリンク」を開発し、販売を始めました。にんじん果汁20%でオリゴ糖と植物性乳酸菌が入っているんです。
この他にも市川三郷町商工会青年部が、麺に大塚にんじんを練り込んだ「市川三郷ラーメン」を開発しました。イベントなどにも参加したり、 お土産用の麺を発売するということです。こちらも楽しみですね
そんな大塚にんじんの販売や品評会、試食ができる「大塚にんじん収穫祭」が14日(土曜日)「みたまの湯 駐車場」で開催されます。時間は、朝9時15分から正午までです。ここでは「市川三郷ラーメン」も食べられるそうなので、日に日に寒さが増す初冬のこの季節、ご当地ラーメンで暖まってみてはいかがですか?
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今週のインデックスは…山梨3号
「山梨3号」聞きなれない言葉ですが、何だと思いますか?
実は山梨県が新たに開発したミニコチョウランの品種名なんです。
山梨県は、生産者の高い技術や栽培に適した自然条件などもあって、品質の高い特色のあるお花が生産されています。特に洋ランは全国7位の出荷額があって、全国でも有数の産地となっています。しかし近年は、需要の減少や市場価格の低迷への対応が求められていました。そんな背景から山梨県では山梨3号をはじめとするミニコチョウランのオリジナル品種を開発しました。
この山梨3号は、明るい赤紫と淡い赤の飽きのこない優しい花の色で、春か秋に2~3㎝の小さな花が20輪ほど次々に咲き、長く楽しむことができます。品種名からもお分かりですが、山梨3号以外にも白地に赤の縁取りのある花の山梨1号、赤紫の花を咲かす山梨2号があります。
ちなみにこの品種名ではちょっと味気ない感じがしませんか?
山梨県花き園芸組合連合会では平成23年、県立農林高校の生徒から3品種の愛称を募集し決定しました。
山梨1号は「ふじ紫(ふじゆかり)」、
山梨2号は「ひめか」、
山梨3号は「優凪(ゆうなぎ)」
と名付けられました。
その後、県と花き園芸組合連合会では、他のミニコチョウランと差別化を図るため、コンパクトな品種の特徴を活かした仕立て方の検討や、統一感のある商品づくりに必要な出荷鉢やラベル、出荷パッケージを作成するなど積極的な販促活動に取り組みました。
そんな各方面の努力もあり、昨年には「ふじ紫」、そして今年の6月には「優凪」の販売が開始されました。
今回ご紹介したミニコチョウランは、全長30㎝ととってもかわいらしいので置く場所を選ばず、好きなところに飾って楽しめます。お花は、私たちの心を豊かにしてくれます。ぜひ皆さんも思い思いの場所にお花を飾り楽しんでみてはいかがでしょうか
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