甲州天空かぼちゃ

今月のインデックスは、maple山梨の秋の味覚を特集します!


第1弾、今週のインデックスは…甲州天空かぼちゃ


「甲州天空かぼちゃ」ちょっと面白いネーミングですね。なぜ天空なのかと言えば、甲州市の有志が遊休農地のブドウ棚をなんとか利用できないかと考えた末に作られたカボチャだからです。

棚からぶら下げて育てるという、ブドウ王国山梨ならではのアイディアから生まれたカボチャです。今の時期、盛んに収穫が行われています。

「甲州天空かぼちゃ」の特徴ですが、日が満遍なく当たるため一般的なカボチャに比べて糖度が高めです。そして宙に吊して作るために形も良いですし、地面に這わせないため、枝切りなどの作業も簡単なんです。

現在は10軒の農家で生産組合を組織していて、県内のスーパーに卸しています。評判も上々で、店頭に並ぶとすぐに売り切れて、生産が追いつかない状況だそうです。


この「甲州天空かぼちゃ」は、県の「美味しい甲斐開発プロジェクト」で6次産業化が進められています。カボチャと麹で作る「甲州天空かぼちゃの甘酒」や、その甘酒を煮詰めて作る「天空かぼちゃのペースト」も開発しました。ペーストは、牛乳に溶かして飲んだり、スープにしたり、パンに付けたりと、色々な方法で美味しく食べられるそうです。


私も実際に試食してみたいと思います。

天空かぼちゃのペースト、見た目はオレンジ色が鮮やかで、かぼちゃの綺麗な、濃い色が美しいです。

頂いてみますと…自然なかぼちゃの甘さと、麹の風味がふわっと口の中で広がってとっても美味しいです。お砂糖などは加えていないとのことですので、自然の甘さそのまま♪これはたまりません!

食パンにつけて頂くと…これまた、美味しいです!おやつ感覚で食べれるような、スイーツにも良いと思われる逸品です。

無加糖で糖度35度、添加物ゼロなので安心です。これから山梨県の新たなブランドとして期待が持てます。


県内では、持続可能な農業を目指して6次産業化に取り組んだり、若者が希望をもって農業に取り組める試みが増えてきています。

ぜひ山梨県の農業を盛り上げるためにも、私たちもみんなで新たな山梨ブランドの誕生を応援していきたいですね。


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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!