今週のインデックスは…鳴沢つつじ祭り
鳴沢つつじ祭りは、
富士北麓に遅い春を告げるミツバツツジを鑑賞するお祭りです。
富士の樹海の赤松林では、自然に育った10,000本のミツバツツジ群を観賞することができます。
溶岩の間からミツバツツジがすくすくと育ち、溶岩とうす紫の花びらの色のコントラストが非常に美しく映えます。
北麓の清々しい空気の中で観賞する色鮮やかなミツバツツジ。
思わず写真をとりたくなる美しい景色です。
ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、ツツジやシャクナゲの仲間です。
枝先に3枚のひし形の葉をつけることからミツバツツジと呼ばれます。
紫色の花を咲かせ、開花後に葉が出るのも特徴です。
ミツバツツジに近い仲間には、花がオレンジ色や濃ピンクで、
葉が出てから花を咲かせる遅咲きのオンツツジもあります。
ちなみにミツバツツジ類は、さし木やつぎ木でふやすのが難しく、野生種に花の色が限られていることから、園芸化がほとんど進んでいないグループなんだそうです。
ミツバツツジを富士のふもとの自然と共に間近でぜひ感じてください。
「鳴沢つつじ祭り」は、5月6日の月曜日まで「道の駅なるさわ」で開催しています。
お祭り期間中の土曜、日曜、祝日は、特産品などの屋台も出店しています。
ミツバツツジの花を愛でながら、いろいろなイベントで楽しめそうですね。
鳴沢村をはじめ、富士山周辺には自然がいっぱいです。これからの季節、
富士山周辺を訪れ、自然を満喫してみませんか
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!