2013年4月アーカイブ

今週のインデックスは…鳴沢つつじ祭り 


鳴沢つつじ祭りは、
富士北麓に遅い春を告げるミツバツツジを鑑賞するお祭りです。

富士の樹海の赤松林では、自然に育った10,000本のミツバツツジ群を観賞することができます。
溶岩の間からミツバツツジがすくすくと育ち、溶岩とうす紫の花びらの色のコントラストが非常に美しく映えます。

北麓の清々しい空気の中で観賞する色鮮やかなミツバツツジ。
思わず写真をとりたくなる美しい景色です。


ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、ツツジやシャクナゲの仲間です。

枝先に3枚のひし形の葉をつけることからミツバツツジと呼ばれます。
紫色の花を咲かせ、開花後に葉が出るのも特徴です。

ミツバツツジに近い仲間には、花がオレンジ色や濃ピンクで、
葉が出てから花を咲かせる遅咲きのオンツツジもあります。

ちなみにミツバツツジ類は、さし木やつぎ木でふやすのが難しく、野生種に花の色が限られていることから、園芸化がほとんど進んでいないグループなんだそうです。


ミツバツツジを富士のふもとの自然と共に間近でぜひ感じてください。

「鳴沢つつじ祭り」は、5月6日の月曜日まで「道の駅なるさわ」で開催しています。
お祭り期間中の土曜、日曜、祝日は、特産品などの屋台も出店しています。

ミツバツツジの花を愛でながら、いろいろなイベントで楽しめそうですね。

鳴沢村をはじめ、富士山周辺には自然がいっぱいです。これからの季節、
富士山周辺を訪れ、自然を満喫してみませんかhappy01
 


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今週のインデックスは…大黒天祭り


大黒天祭りは
甲州市にある放光寺で、家内安全、無病息災を祈って行われる春の行事です。


放光寺は今から800年以上前の1184年に創立された真言宗のお寺。

本尊の大日如来、不動明王像、金剛力士立像、
そして、日本最古と言われる天弓愛染明王像の4体の仏像を有しています。

そのどれもが国の重要文化財に指定されているんです。

このうち、愛染明王は縁結びの仏様として知られていて、男女の縁はもちろん、
仕事との縁、学校との縁など、あらゆる縁が結ばれるご利益があると言われています。


そして、放光寺では開山当初から大黒信仰も熱心に行われてきました。

大黒様といえば、左肩に大きな袋、右手には打出の小槌を持ち、
袋や小槌からたくさんの御利益をもたらしていただけるありがたい仏様。

開運の仏様である大黒様にあやかって、毎年4月29日に行われるお祭り 
が大黒天祭りなのです。


お祭り当日は、1000年の歴史があるといわれる柴燈護摩(さいとうごま) 
と言われる護摩行が行われます。

四方を竹で囲った結界を作り、その中に護摩木やヒノキの枝などを積み上げ、
護摩の火によって煩悩や身に降りかかる様々な悪いこと、
さまたげを焼き尽くし、家内安全、無病息災、諸願成就を祈ります。

その後、柴燈護摩の残り火により火渡り修行が行なわれ、
一般の方も自由に参加することができます。

毎年500人もの人が開運を願って参加するそうです。
一般の方には、安全を考慮し灰を両側に分けて中央に道を作ってもらえるそうですので安心です。


また、放光寺は別名「花の寺」と言われるほど、四季折々の花が咲き乱れるお寺です。

これからの季節は、牡丹やあじさいなどが出迎えてくれます。
さらに、事前に予約すれば季節の精進料理も味わうことができます。

本格的な春の訪れとともに、ぜひお出かけになってはいかがでしょうかhappy01


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今週のインデックスは…ぼたんの花まつり 


市川三郷町歌舞伎文化公園内には、
およそ100種、2000本ほどの牡丹が植えられています。

4月下旬には赤・白・黄色・ピンクなど色とりどりの花が咲き誇り、
この時期に合わせて毎年「ぼたんの花まつり」が開催され、県内外から大勢の人が訪れます。

今回で16回目となり町内外の人々が花と祭りを楽しめるイベントして定着しています。


お祭り当日、イベント広場では、農産物・特産品の販売、各種模擬店、フリーマーケット、
その他にも歌舞伎太鼓の演奏や市川三郷音頭のステージなどさまざまなイベントが行われます。

また、町村交流を行っている静岡県西伊豆町の新鮮な海産物の販売や「ところてん」の試食などもできますよ。

お花の美しさを楽しむだけでなく、イベントも盛りだくさんで一日中楽しめそうですね。

歌舞伎文化公園に続く広域農道沿いにも1000本程の牡丹が植えられていて、
きれいな花々を眺めることができます。


牡丹は、もともと歌舞伎の市川團十郎家の本名、堀越家の替紋であることから、
市川三郷町では、昭和59年に歌舞伎文化公園に牡丹を植え始めました。


それから徐々に増え、現在は、歌舞伎文化公園を象徴する存在の1つとなっています。

そして公園敷地内にある甲府盆地を一望できる「ふるさと会館」には、
多目的ホールをはじめ、展望台、考古史料室などがあります。

なかでも文化資料館では、歌舞伎に関する資料や、歴代團十郎の紹介、
特に團十郎の十八番、「助六由縁江戸桜」を演ずる十一代目團十郎の舞台が
人形により再現されています。


花と歴史の街、市川三郷町にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
 

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今週のインデックスは…甲州軍団出陣 


甲州軍団出陣は、山梨に春の訪れを告げる県下最大の行事
「信玄公祭り」の一番の見どころです。

およそ450年前、川中島の合戦へ出陣した甲州軍団の勇姿を、
信玄公武田二十四将が率いる、1000人を超える鎧武者で再現します。


さて気になる信玄公役ですが、今回は俳優の松平健さん
そして山本勘助役には、同じく俳優の真砂晧太さんを迎えます。

時代劇でも勇ましい姿が素敵な松平さんですから、
きっと力強く、迫力のある信玄公を演じてくれることでしょう。


今回のトピックスは、
なんといっても甲州軍団出陣のBGMが新しくなることです。

 

これまでのBGMは第1回から使用していましたが、各軍団ごとのテーマにあわせて、
かけ声やパフォーマンスに工夫を行いながら出陣できるよう、一新しました。

楽曲は、笛吹市の和太鼓・ドラム奏者前田タクヤさんが作曲。
演奏は、前田さんもメンバーの和製音楽ユニット「風カヲル時」です。

新たな楽曲の一例を紹介しますと、「信玄公まつりのテーマ」は、
信玄公の人物像に迫った楽曲で、甲斐の国の人々への想い、天下統一への野望、
そして並々ならぬ苦悩を、前田さんが思い描いて書き下ろした作品です。

まるで戦国時代にタイムスリップしたような、荘厳な曲ですね。

その他にも、各場面で使われるBGMが、どんな楽曲なのかそちらも楽しみです。


甲州軍団出陣式典は夕方5時25分から、甲府駅前で行われます。
式典では、燃えさかる篝火のもと、戦勝祈願の儀式である三献の儀などが行われます。

そして注目の甲州軍団出陣は6時30分、甲府駅前をスタートします。  
武田時代行列、そして武田24将及び信玄公本陣隊の出陣となります。


信玄公祭りでは「賑わい城下町」と題した、県産品展示即売や各種飲食コーナーが設けられるのをはじめ、多数のイベントがあります。

また今回は、山梨で開催中の「富士の国やまなし 国文祭」
「春のステージ」のオープニングイベントも盛り込まれています。

例年以上に充実したお祭りになり、楽しいイベントが盛りだくさんですので、
多くの方に参加してほしいと思います。

 
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