今週のインデックスは・・・山梨のジビエ
今回は山梨住みます芸人のいしいそうたろうさんと一緒にお送りします。
いしい:家族で富士川町に住んでいます。いしいそうたろう です!
よろしくおねがいします。
村 松:いしいさんは、ジビエ料理を食べたことってありますか?
いしい:僕ぐらいになると、週に2回位はジビエを食べていると…嘘になります(笑)
すみません。まったく知りません。
ジビエって何のことですか?
村 松:ジビエというのは、狩りで獲った天然の野生鳥獣のお肉を意味するフランス語。
ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきました。
そして、ジビエ料理の根底には、動物の生命を奪う代わりに肉や内臓、骨、血液
といった動物の全てを余すことなく利用し、感謝を捧げるという精神が流れている
んです。
いしい:崇高な精神が流れているんですね。失礼いたしました。
せっかくなので、食べてみたいですね。
村 松:そう思いまして、いしいさん、スタジオに山梨の「鹿カレー」をご用意しました。
いしい:うわー!美味そう!!
頂きます。
うん!お肉が思ったよりも柔らかいですね。
淡白で、ともすれば牛肉に近い旨みがありますよ。
美味しい~!
村 松:噛めば噛むほど味が染み出てくるような感じですよね。
いしい:鹿が口の中で大暴れ(笑)
美味しいよ!すごい旨い!!
村 松:いしいさんも喜んでいますが、この「鹿カレー」、富士河口湖町や道志村では
観光客からとても好評なんです。
いしい:それは頷けますよ、本当に。
村 松:鹿カレーだけではなくて、「シカ肉の薫製」「竜田揚げ」「シカ肉のステーキ」など、
いろいろなレシピ開発も進んでいるんです。
いしい:メニューもたくさんあるんですね。
村 松:村松:実は、山梨県では野生動物による農林業への被害は深刻なんです。
シカで言えば、苗木はもちろん、長い年月をかけて育てた樹木の枝葉や樹皮を
食べたり、剥がしたりしてやがて枯れてしまうという問題も起きているんです。
そこで野生鳥獣を守りつつ農林業への被害を防ぐこと、このバランスを取る
ために一定の捕獲が必要なんです。
いしい:なるほど。その活用法がジビエ料理なんですね。
鹿肉って、他にも相性の良いものってあるんですか?
村 松:例えば、シカ肉はワインとの相性がとっても良いんです!
世界のソムリエ、田崎真也さんがプロデュースした、東京都日本橋にある
山梨の食材やワインを提供するレストラン「ワイワイ」でも、県産ワインとともに
シカ肉が提供されていて、とっても好評なんですよ。
いしい:美味しそうですね!
今度はワインとシカ肉の組み合わせにも挑戦してみたいですね!
村 松:是非、試してみて下さい!
いしい:それだけじゃなくて、山梨の美味いもの全部、僕に持ってきて!(笑)
お願いします。
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!