今週のインデックスは・・・おつけだんご
大月市の郷土料理「おつけだんご」。
皆さんは食べたことがありますか?
「だんご」という名前から、みたらしだんごとか、草だんごなどを想像してしまいがちですが・・・
違います。
おつけだんごとは、大根や里芋など、地元で採れた旬の野菜たっぷりの味噌味の汁に、地粉で作った「だんご」を入れた、すいとんに近い郷土料理です。
大月市では、家庭料理として江戸時代から食べられてきたと伝えられています。
名前の由来は、「おみおつけ」と「だんご」、から「おつけだんご」となったとか、
「大月」の「だんご」から「おつけだんご」と呼ばれるようになったという説などがあります。
地粉を使った県内の郷土料理といえば「ほうとう」が有名ですが、「おつけだんご」もやはりお米が尊かった時代の代用食として食べられてきました。
しかし、最近では若い人の間で「おつけだんご」を知らない人が多く、このままでは大月の食文化が途絶えてしまうと危機感を覚えた地元の有志が「大月市おつけだんごの会」を結成し、食を通じた町興しも兼ねて活動しています。
活動の成果で、現在市内の10軒の飲食店でおつけだんごを食べることができるようになりました。
B-1グランプリの出場でもお馴染みです。
また「おつけだんご」のマスコットキャラクター「おつたろう」のデザインを市内の小中学生から募集し決定するなど「おつけだんご」をより身近に感じてもらう工夫もしています。
さて、今月24日、25日の土日に開催される「B-1グランプリ in KOFU甲府」に、
「おつけだんご」は、甲府とりもつ煮とともに出展します。
「おつたろう」も応援にかけつけます
今回の「B-1グランプリ in KOFU甲府」は、
甲府駅周辺のよっちゃばれ広場、歴史公園、舞鶴城公園、山梨県庁敷地の会場に関東地区と東海地区の16のB級グルメが出展します。
ちなみに「おつけだんご」は舞鶴城公園に、そして、「甲府とりもつ煮」は山梨県庁敷地にそれぞれ出展します。
また、中央のかすがモールでは、「山梨いいもの・うまいもの市」が同時開催されます。
こちらでは、県内のご当地グルメや特産品が販売されます。
どこから巡るか、悩んでしまいますね
食欲の秋にぴったりなイベント、いまから、楽しみです!
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!