こしべんと

今週のインデックスは・・・こしべんと


riceball実りの秋、稲刈りも始まり、いよいよ収穫期を迎えます。

県内各地で採れる特産品を頂くのは、とても楽しみなことですが、この秋、私が注目しているのが、「こしべんと」

写真.JPG

「こしべんと」とは、
峡南地域で収穫された四季折々の食材を使ったお弁当の名称です。


見た目・味わいともに地域に誇れる逸品を作ろうということで、最近人気が高まってきているんですwink

確かに峡南地域には、大塚にんじん曙大豆湯葉茜ますなど、いろんな食材が豊富にありますもんね。


「こしべんと」という名称は、腰に弁当を下げることを意味する「腰弁当」が元になっています。

昔、農作業や山仕事などへ行く時に、腰にお弁当をくくり付けて出かけていたことから、そう呼ばれていました。
昔は当然ながら、お弁当の中身はその土地で獲れた食材を使って作られていました。

その精神を受け継ぎ、県や地元が一緒に進めているのが
「こしべんと」開発・普及プロジェクトです。

現在この名称を使って、峡南地域の8店がお弁当を提供しています。
「こしべんと」は地元の食材を10品目以上使う、お品書きをつけるなど、基準があって、「こしべんと」の名称を用いて販売するには審査をパスしなければなりません。

kosibennto-5.JPG

「こしべんと」を提供している8店舗は、お寿司屋さん、鰻料理屋さん、居酒屋さんなど
バラエティーに富んでいて、それぞれのお店の特徴を活かしながら、工夫を凝らし美味しい「こしべんと」作りに励んでいます。

収穫の秋を迎えるこれからの時季、お弁当の中身が楽しみですねconfident

kosibennto-4.JPG 


「こしべんと」という名前については現在商標登録の申請中ということで、今後定期的に審査会を開き、販売できるお店も順次と増やしていきたいということです。

峡南地域では中部横断道の建設が着々と進んでいます。
旅行者のみなさんが峡南地域を訪れた時に、地元の魅力がいっぱい詰まったお弁当を提供できたら素敵ですね~lovely

昔は当然のことだった地産地消を、改めて見つめ直す「こしべんと」。

そして何より、地元の生産者や料理店など皆さんが一つになって、
それぞれの特産品を「こしべんと」に込め、地域で盛り上げていくという地域活性化の新しい形。

私も応援していきたいと思いますhappy01

kosibennto-2.JPG


「こしべんと」について詳しくは、山梨県企画課
または、NPO法人富士川・夢・未来(電話0556-20-1234)まで、お問い合せください。



 clover clover clover

「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!