身延山久遠寺

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rain雨の季節ですね。

「身延山久遠寺」の三門をくぐって本堂へ向かう脇道には紫陽花が植えられていて、
とっても風情があるんですよ。

例年ですと、6月下旬ごろ、見ごろをむかえます。

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身延山久遠寺は鎌倉時代日蓮聖人によって開かれたお寺。

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日蓮宗の総本山として、全国各地からたくさんの参詣客が訪れます。

身延山久遠寺は、当時、身延山を治めていた南部実長(なんぶさねなが)氏が、
佐渡の地での流刑を終えた「日蓮聖人」を招いたことが始まりです。

身延山の西谷に、日蓮聖人の住居・御草庵(ごそうあん)を設け、
ここで日蓮聖人は法華経を唱え、弟子の教育を行いました。

足掛け9年間、ここ身延の地で過ごしたそうですよ。


そして1281年、今から約700年前に、日蓮聖人によって「身延山久遠寺」と名付けられました。
ここから歴史の町、身延が始まりました。

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身延山久遠寺は、第一の関門総門にはじまり、紫陽花の綺麗な三門、
本堂、祖師堂(そしどう)などがあり、自然と融け合うように配置されています。

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また、海抜1153メートルの身延山頂上には、日蓮聖人が、現在の千葉県にあたる房州に住む両親を偲んで風雨構わず登ったとされ、現在、そこには奥の院思親閣(ししんかく)が立てられています。

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身延山頂へはロープウェイがありまして、全長1665メートル、高低差763メートルの斜面を、片道たったの7分で登ることができるんですよ。

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山頂から見渡す景色は、大パノラマ。
東に富士山、西に七面山、南に駿河湾や伊豆半島、北に早川渓谷や南アルプス・さらには、甲府盆地までも見渡すことができます。



さて、身延山頂から見渡す範囲の交通のアクセスが、今後大変便利になることを皆さんご存知ですか?

現在、静岡県静岡市から、長野県佐久市に至る延長136キロメートルの

中部横断自動車道の整備が進められています。


平成29年度に中央道から新東名間の全面開通を目指しているのですが、

新たに身延駅の南側にインターチェンジが設置されることになりました。


これにより、大雨などでしばしば交通規制がかかる国道52号のう回路になることや、

非常時の緊急搬送時間の短縮、身延周辺の観光地へのアクセスの向上など、さまざまなメリットが期待されます。


そして、近い将来、静岡や長野など山梨近郊の文化交流がますます盛んになるかもしれませんねhappy01


日蓮聖人が開いた身延山久遠寺。
町のシンボルとして沢山の観光客が訪れていますconfident

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是非お楽しみ下さい!