きょうのインデックスは…「Koo-fu」
大人の魅力をより引き立ててくれるジュエリー
山梨県は、国産ジュエリーの3分の1を生産している、日本一のジュエリー産地。
その産地ブランド「Koo-fu」、その名前の由来は「甲府」から来ています。
昔から品質の良い水晶の産地として知られる山梨は、ジュエリー産業が盛んに行われていました。
その歴史は古く、縄文時代までさかのぼります。山梨市や甲州市で、水晶のやじりが発見され、これが県内の水晶加工の始まり。
本格的な飾り技術が発展したのは江戸時代になってからです。京都から原石の買付に来ていた職人「玉屋弥助(たまややすけ)」が水晶を磨く技術を伝えたと言われています。
最近では、長引く景気の低迷、有名ブランドや東アジア諸国の格安な製品の影響で、
ジュエリー業界は厳しい状況に置かれています
2005年、その状況を打破しようと立ち上がったのが、「Koo-fuプロジェクト」。
県内のジュエリー企業が、産地そのものを知ってもらうと知恵を出し合いました。
山梨の研磨や彫刻、貴金属加工などの高い技術力と最新のデザインを組み合わせた、
山梨オリジナルのジュエリーを国内に限らず世界に送り出しています
Koo-fu ホームページはこちらです。
さらに、2009年には若手職人の育成や新たな市場開拓を目指して
「Koo-fu Y プロジェクト」をスタートさせました。
有名ジュエリーデザイナーとのコラボレーションなど新しい取り組みを実施しています。
甲府駅前の山交百貨店内にあるクーフー専門ショップでは、
県内の宝飾業者20社の’08~’11年Koo-fuコレクションをはじめピアスやネックレス、指輪などおよそ270点を販売しています。
ジュエリーショップ「Koo-fu」の耳寄りな話
このようにジュエリー産業が盛んな山梨には、
ジュエリーについて学べる国内唯一の公立専門学校「山梨県立宝石美術専門学校」があります。
既に、来年(平成24年)度向けの学生募集要項も発表され、今月(6月)からはオープンスクールが行われています。
オープンスクールでは、学校案内と併せて、学校の特色を生かした体験講座が開かれ、
ペンダント作りを体験します。初めての方でも楽しく参加できるのが特徴です。
詳しくは、山梨県立宝石美術専門学校ホームページをご覧下さい。
最後に、山梨県からのお知らせです。
県では「やまなし節電県民運動」を展開しています。
県民の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いします。
詳しくは、山梨県ホームページをご覧ください。
県民一丸となって頑張りましょう!
山梨県のホームページはこちらです。
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!
↓下のバーをクリックすると今回の番組本編が再生されます。