アジサイ寺

きょうのインデックスは「アジサイ寺」


6月も半ばとなり、rain梅雨特有のジメジメした日が多いですね。
しかし、梅雨といえば、アジサイの花がとても美しい時季でもあります。
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全国には「アジサイ寺」と呼ばれる寺院が数多くあります。
呼び名のとおり、境内に沢山のアジサイが植えられていることから、こう呼ばれているのですが、鎌倉にある明月院(めいげついん)などが全国的に知られています。

山梨にも「アジサイ寺」と呼ばれるお寺があり、
中でも富士川町にある「小室山妙法寺」が有名です。
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「妙法寺」の境内には約2万株のアジサイが植えられており、毎年6月下旬に満開を迎えます。
この時季には、「あじさい祭り」も開催され毎年多くの見物客で賑わいます。

今年の「あじさい祭り」は、6月25日から7月3日まで予定されており、
特産のゆずを使った様々な特産品が販売されるそうですよwink

「あじさい祭り」の詳細はこちら。


さて、rain雨に濡れるアジサイは、初夏の緑と相俟って大変きれいですねlovely

しかし、アジサイには、weep悲しい言い伝えもあります。
アジサイの花が咲く梅雨時は気温の変動が大きいことなどから、医療が発達していなかった時代は、病気で亡くなる人が多かったそうです。その人たちを弔うために寺院にアジサイが植えられたという話も残っていますthink

医療がすすんだ現代では、梅雨の季節に雨に映える観光のeye目玉として、全国の寺院でも植えられるようになっています。妙法寺のアジサイも、30年ほど前に村おこしの一環として地域の人たちに植えられたのが始まりだそうです。

小室山妙法寺は、「アジサイ寺」としても有名ですが、スギやヒノキの大木で構成される寺有林も知られています。平成5年には「やまなしの森林100選」にも選ばれているんですよ。地域の人からは「大スギ林」とか、「妙法寺の森」と呼ばれ親しまれています。

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山梨の県土は約8割が森林で、そして、その半分近くを恩賜林が占めています。

恩賜林は、明治末期に相次いだ水害で大きな被害を受けた山梨県に、
明治天皇が領地をくださったもので、今年はそれから100年を迎えました。

恩賜林をはじめ森林は、大雨などから私たちの生活を守り、またその林産物は県の発展に大変貢献してきました。先人から受け継いだこれらの財産を守り、次の世代に残していけるよう森林保全に努めたいですねhappy01



最後に、山梨県からのお知らせです。

県では「やまなし節電県民運動」を展開しています。
県民の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いします。
詳しくは、山梨県ホームページをご覧ください。
県民一丸となって頑張りましょう!

山梨県のホームページはこちらです。



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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!

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