きょうのインデックスは、 「武川米」
今年も、田植えの季節がやってきました!
今回のインデックス、「武川米」。
ご存知の方も多いと思いますが、
北杜市白州町から御勅使川までの釜無川右岸で穫れるお米を指して呼ばれています。
また、北杜市武川町内で穫れる「農林48号」のみを指して呼ばれることもあるそうです。
この「武川米」、名前の由来はとても古いんです。
平安時代末期から鎌倉時代にかけてこの地域を治めていた「武田信義」が、
領地で穫れたお米を「武川米」と名付けたことが始まりといわれています。
なんと800年以上も前に「武川米」という名称があったんですね
さて、「武川米」といえば美味しいお米として知られていますよね。
特に「農林48号」は、その流通量の少なさなどから「幻のお米」として、全国的にも有名です
「農林48号」は、戦後間もないころ国内の農業試験機関で開発されました。
食味や収穫量の効率の良さが評価され、一度は山梨県でも推奨品種に指定されたんです。
しかし、病気に弱いことや1等米の割合が低いことなどから、
昭和36年に推奨品種の指定が廃止され、その結果ほとんどの農家が別の品種に変えていったのです。
ただ、この「農林48号」、とても食味がよいということで、旧武川村では、栽培を続ける農家がわずかに残り、近年「幻のお米」として脚光を浴びることになったのです
(財)日本穀物検定協会が毎年実施している「米の食味ランキング」では、
峡北産のコシヒカリが平成17年から5年連続で、「特A」の評価を獲得。
有名な新潟県魚沼産のコシヒカリと並べて称されるようになりました
私も普段、武川米を食べるんですが・・・
やっぱり美味しいですよね~
1粒1粒に艶があって、噛めば噛むほど甘みが際立ちます。
時間が経っても味が落ちせず、収穫時の味が楽しめるのも特徴の一つですよね
お米は、毎日食べる大切な主食。
私たちの、身近なところで穫れたお米が人気を得るのはとても嬉しいことですよね
そして、山梨が「米どころ」として、ますます全国での地位を確固たるものになるよう、
皆さんも県産米を自慢してください。
最後に、山梨県からのお知らせです。
県では「やまなし節電県民運動」を展開しています。
県民の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いします。
詳しくは、山梨県ホームページをご覧ください。
山梨県のホームページはこちらです。
県民一丸となって頑張りましょう!
「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!
↓下のバーをクリックすると今回の番組本編が再生されます。