かなかんぶつ

きょうのインデックスは、「かなかんぶつ」ですnote


山梨独自の節句飾りとして江戸時代から伝わる「かなかんぶつ」。

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毎年5月5日の端午の節句の頃に、男の子の健やかな成長を願い、縁側などに飾られてきました。
親戚や知人に男の子が生まれると「かなかんぶつ」が贈られ、その数が一家の繁栄を表すとされていました。

「かなかんぶつ」は、鎧武者の顔をかたどった「面(めん)」
体を表す「垂れ」で構成された武者人形の一つです。棒を支えにしたり、吊るしたりして飾られました。

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「武田信玄」や「勝頼」「義経」などの武者の面が一般的ですが、
江戸時代から明治時代にかけてはさまざまな面が作られました。

例えば、「桃太郎」「般若(はんにゃ)」「天狗」「大黒(だいこく)」「役者」など、
現在確認できるものだけでも30種類以上ありますcoldsweats02

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当時、甲府市内では4軒の雛問屋が「かなかんぶつ」を製造・販売していましたが、
いまは、残る1軒となり、「かなかんぶつ」は扱っていませんthink

「かなかんぶつ」を復活された方であり、
唯一の作り手だった佐藤君三(きみぞう)さんが今年1月に亡くなり、
一時は、存続が危ぶまれました。

しかし、仕事を手伝っていた妻の久子(ひさこ)さん
「絶やすわけにはいかない」と、亡くなったご主人に代わって、制作を引き継いでいますconfident


「かなかんぶつ」は年間で100~200体の需要があり、山梨県地場産業センター「かいてらす」で購入することができます。

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「かいてらす」のホームページはこちらです。



さて、子どもの健やかな成長を願うのは今も、昔も変わりません。
山梨県では出産から子育てまでのサポートに力を入れています。

ウェブサイト「やまなし子育てネット」では利用者同士が情報交流できるようリニューアルしました。
必要な情報をピンポイントで入手できる「ぴったりお知らせサービス」や、「こども写真館」、
「みんなでブログ」、「今すぐ!ご近所ナビ」など、子育てを楽しみながらできる情報がそろっています。

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今月の「やまなし県政だより ふれあい特集号」にも掲載していますので、ぜひご覧ください。




最後に「節電」に関するお願いです。

「東日本大震災」の発生に伴い、電力が不足しています。
電気をこまめに消す、使用していない電気器具のコンセントを抜くなど、
節電のご協力をおねがいします。




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4月から「やまなしINDEX」をホームページでお聞きいただけるようになりました。
是非お楽しみ下さい!

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